NVIDIA、2011年第1四半期は大幅な増収増益

5月13日(現地時間)発表



 米NVIDIAは13日(現地時間)、2011年第1四半期(2010年5月2日締め)の決算を発表した。これによると売上高は10億180万ドルと、前年同期比で51%の増収。純利益は前年同期の2億130万ドルの赤字から、1億3,760万ドルの黒字へと回復した。1株当たり利益は0.23ドル。

 同四半期中、同社はハイエンドGPU「GeForce GTX 400」シリーズを出荷。また、ハイエンドサーバー向けのTeslaが過去最高の売り上げを記録するなど、上位製品が好調だった。また、同社はリリース中で、Microsoftが先だって米国で発売したスマートフォン「KIN」がTegraを搭載していることを明らかにした。

 同社は第2四半期以降も引き続き、好調な決算になると見込んでいる。

(2010年 5月 14日)

[Reported by 若杉 紀彦]