ルネサス、Link_A_Media DeviceとSSD用Socで協業

10月18日 発表



 ルネサス エレクトロニクス株式会社は18日、米Link_A_Media Device(LAMD)とSSD向けの次世代SoCで協業すると発表した。

 ルネサス(旧NECエレクトロニクス)とLAMDは、2005年11月からHDD向けSoCで協業し、ルネサスの生産ラインで生産、LAMDが販売を行なってきた。今回の合意により協業を拡大し、HDDに加えてSSD向けのSoCでも協業する。

 LAMDのエラー訂正技術「LDPC」(low density parity check)とデータ復元技術、ルネサスの製造プロセスとIPコアをベースに、低消費電力、データリード時の雑音耐性向上、高い効率のフォーマット、ドライブの良品率向上などを実現しているという。

 両社は協業の拡大により、HDD/SSD市場の需要に応える製品を提案し続け、革新的なソリューションの開発を継続するとしている。

(2010年 10月 18日)

[Reported by 山田 幸治]