ASUSTeK Computerは、5.1ch対応のサウンドカード「Xonar DG」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,500円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista/7。
低価格な5.1ch出力のサウンドカード。ヘッドフォンアンプを搭載し、手軽にPCのオーディオ環境をパワーアップできる。また、Windows XP/Vista/7に対応した「DirectSound 3D GX 2.5」技術を備え、再生の仕組みが変わったWindows Vista/7においても、ゲーム内のEAX 5.0によるオーディオ再生が行なえる。ヘッドフォンによる擬似5.1chサラウンド再生「Dolby Headphone」もサポートする。
このほか、すべてのオーディオソースの音量を一定にする「Smart Volume Normalizer」、低音の拡張機能「FlexBass」、マイク入力音声に各種エフェクトが加えられる「VocalFX」、マイク入力音声にエコーを加えたり再生中の音楽の音声を聞こえにくくする「Karaoke」機能を備える。
チップはC-Media Electronicsの「CMI8786」を採用。S/N比は出力が105dB、入力が103dB。THD+Nは出力が0.0025%(-92dB)、入力が0.0022%(-93dB)。周波数特性は10Hz~48kHz。ヘッドフォンのインピーダンスは32~150Ω。
PCとの接続インターフェイスはPCIで、LowProfileをサポート。音声入出力は、3.5mmステレオミニジャック出力×3、同入力×1、S/PDIF出力(角形)×1。内部にCDオーディオ/AUXのアナログ入力とフロントパネルへのヘッドフォン出力を搭載する。
(2010年 10月 6日)
[Reported by 劉 尭]