HP、高さ10cmのスリム複合機「HP ENVY100」
~両面印刷対応、印刷時は自動開閉

ENVY100

11月中旬 発売
直販価格:29,820円



印刷が終了すると、コントロールパネルが自動的に開き、用紙を支えるバーも出てくる

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、スリムでデザインを重視したインクジェット複合機「ENVY100」を11月中旬に発売する。HP Directplusの直販価格は29,820円。

 スキャナを内蔵した複合機としては異例に薄い筐体で、本体の高さは約10cmに留めながら、A4用紙を80枚収納できるトレイと自動両面印刷機能を内蔵した。

 本体の操作部分は、3.45型の大型タッチスクリーン液晶。液晶が固定されたコントロールパネルは、印刷用紙の出口のフタを兼ねており、印刷時には自動で開閉する。また、印刷された用紙を支えるバーが内蔵されており、印刷が終了すると自動的にバーが飛び出して紙を支え、紙を取り除くと自動的に収納される。

 インクは4色カラーインクで、ヘッド一体型。黒は顔料系インクを使用する。印刷解像度は最高4,800dpi。A4の印刷速度はモノクロが30ppm(毎/分)、カラーが25ppm。

 用紙トレイは1段で、A4用紙が80枚収納できる。

 スキャナの撮像素子は1,200×1,200dpi、24bitのCIS。スキャナのカバーはガラス製。

 本体サイズは427×340×102mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.3kg。

 対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5以降。インターフェイスは、USB 2.0とIEEE 802.11b/g/n無線LAN。無線LANの自動設定はWPSに対応する。

 プリンタのメールアドレスにデータを送るだけでプリントできる「メールdeプリント」に対応する。また、PCなしで、Web上に用意された専用アプリが使用できる「アプリdeプリント」は、ライトアプリ/プレミアアプリの両方に対応する。

(2010年 9月 27日)

[Reported by 伊達 浩二]