7月12日(現地時間)提供開始
米Microsoftは12日(現地時間)、Windows 7 Service Pack 1(SP1)ベータ版の提供を開始した。ベータ版の対応言語は日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語の5カ国語。
SP1は、Windows 7の完成以降に公開された各種修正のほか、いくつかの新機能をまとめたアップデート集。同社ではこのSP1による機能追加は最小限のものとしているが、Intelが次期CPU「Sandy Bridge」に実装予定の256bit命令セット「Advanced Vector Extentions (AVX)」への対応が盛り込まれた。
このほか、再起動後にHDMIオーディオデバイスとの接続ができなくなる問題や、縦書きと横書きが混在するXPS文書の印刷時の不具合などを修正している。
正式版は2011年上半期に公開予定。
また、Windows Server 2008 R2のSP1ベータも同時に提供開始されている。
(2010年 7月 13日)
[Reported by 若杉 紀彦]