米NVIDIAは、GeForce GTX 400シリーズのミドルレンジGPU「GeForce GTX 465」を発表した。
Fermiアーキテクチャを採用したCUDAコア352基、コアクロック607MHzのミドルレンジ製品。シェーダクロックは1,215MHz。メモリは容量1GBのGDDR5を搭載し、データレートは3,206MHz、バス幅は256bit。消費電力は200Wで、補助電源コネクタに6ピン×2が必要。
機能面はGeForce GTX 480/470を踏襲し、DirectX 11、CUDA、PhysX、PureVideo HD、3D Visionなどをサポートする。
リファレンスモデルのディスプレイインターフェイスは、DVI-I×2、mini HDMIを備える。カード長は約241mm。
●各社からビデオカード、搭載PCが発売GeForce GTX 465搭載ビデオカードと採用PCが各社より発売される。
アスクはZOTACの「GEFORCE GTX465 1GB DDR5 DVIx2 mHDMIx1」を6月1日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は30,000円前後の見込み。
エムヴィケーはGALAXYの「GF PGTX465/1024D5 FUJIN」を6月1日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は32,000円前後の見込み。特徴として、GALAXY独自の開閉式ファンを採用している。
玄人志向は「GF-GTX465-E1GHD/SP」を6月1日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は31,000円前後の見込み。リファレンスよりも1割以上冷却性能を高めたというオリジナルファンを搭載する。
ZOTAC「GEFORCE GTX465 1GB DDR5 DVIx2 mHDMIx1」 | GALAXY「GF PGTX465/1024D5 FUJIN」 | 玄人志向「GF-GTX465-E1GHD/SP」 |
エムエスアイコンピュータージャパンは、「N465GTX-M2D1G」を6月8日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は32,800円前後の見込み。オンラインRPG「The Tower of AION」推奨認定を取得し、15日間(36時間)無料プレイチケットやインストールDVD、デコレーションステッカーなどが同梱される。
ASUSTeKは「ENGTX465/2DI/1GD5」を6月中旬より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は36,000円前後の見込み。GPU電圧の調整機能に対応するほか、ハードウェアモニターソフト「SmartDoctor」、オンスクリーンソフト「GamerOSD」が付属する。
サードウェーブは、ドスパラブランドのゲームPC「Prime Galleria XF」シリーズの受注を開始した。標準仕様は、Core i7-860(2.80GHz)、メモリ4GB、HDD 1TB、Intel P55 Expressチップセット、GeForce GTX 465ビデオカード、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows 7 Home Premiumを搭載し、価格は129,980円。各種BTOに対応する。
エムエスアイコンピュータージャパン「N465GTX-M2D1G」 | ASUSTeK「ENGTX465/2DI/1GD5」 | ドスパラ「Prime Galleria XF」(ディスプレイ別売) |
(2010年 5月 31日)
[Reported by 山田 幸治]