米NVIDIAは25日(現地時間)、ノートPC用GPUのフラグシップ「GeForce GTX 480M」を発表した。同社のノート用GPUとして初めてDirectX 11に対応した。
Fermiアーキテクチャを採用したノートPCのハイエンドGPU。機能面はデスクトップのGeForce GTX 400シリーズと同様で、DirectX 11のテッセレーション、SLI、CUDA、PhysX、PureVideo HD、3D Visionなどをサポートする。
リファレンスの仕様は、CUDAプロセッサコア数352、クロック850MHz。メモリクロックは1,200MHz、バス幅は256bit。演算能力は897GFLOPSという。詳細な仕様は、製造ベンダーにより異なる。
接続バスはPCI Express 2.0。最大出力解像度はデジタルが2,560×1,600ドット、アナログが2,048×1,536ドット。
(2010年 5月 26日)
[Reported by 山田 幸治]