ティアック株式会社は、リニアPCM対応ICレコーダ「VR-20」を3月上旬、「VR-10」を2月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に18,000円前後、15,000円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.2以降。
ステレオコンデンサーマイクを搭載し、24bit/48kHzのリニアPCM録音が可能なICレコーダ。リニアPCM(WAV)のほか、最大320kbpsのMP3録音も可能。録音中に任意の位置でファイルを更新できるトラックインクリメント、録音操作を行なう2秒前から録音できるプリレック、録音レベル調整、低音ノイズカット、タイマー録音などに対応する。
再生機能は、50%~200%の速度で音程を変えずに再生する速度可変機能や、ノイズキャンセル、音質補正を行なう再生フィルタ、リピート機能、1秒~30秒の巻き戻しなどが可能。ステレオミニプラグ、100mWのモノラルスピーカーを搭載する。
VR-20はマイクの向きを変更できる可動マイク機構を搭載。インタビューなどのピンポイント録音、会議などの卓上録音、コンサートなどの音楽録音などのポジションを選択できる。VR-10は無指向性マイクを搭載する。
記録メディアはmicroSD/microSDHCで、容量2GBのmicroSDが付属。PCとの接続インターフェイスはUSB 2.0。電源は単4乾電池×2で、動作時間は約6時間。
本体サイズと重量は、VR-20が37×15×139.5mm(幅×奥行き×高さ)/56g(電池含まず)、VR-10が37×15×121mm(同)/51g(同)。本体色はブラック、ホワイトの2色。ステレオイヤフォン、80cmのUSBケーブルが付属する。
VR-20W | VR-10 | VR-10W |
(2010年 2月 16日)
[Reported by 山田 幸治]