カシオ計算機は16日、電子辞書「EX-word(エクスワード)」シリーズの国内累計販売台数が、11月末に2,000万台を達成したと発表した。
カシオは'81年から簡易型の電子辞書を発売していた。「EX-word」は、'96年7月の「XD-500」で名付けられたブランドで、「知る、聞く、学ぶに、歓びを。」をブランドコンセプトとしている。国内累計販売台数は、2000年に500万台、2003年に1,000万台、2006年に1,500万台を達成していた。また、2004年から2008年にかけて、メーカー別年間数量シェア1位を占めている(GfK Japan調べ)。
2003年からは海外へも輸出されており、現在、中国、韓国、ドイツ、フランス、ロシアおよびスペイン語圏で販売されている。
'99年発売の「XD-1500」。4.5型320×240ドット液晶を搭載 | 2004年発売の「XD-L4600」。学生生活に耐える堅牢設計「タフコット」を採用 | 2008年発売の「XD-SP6600」。ツインタッチパネルを搭載 |
(2009年 12月 16日)
[Reported by 伊達 浩二]