VIA、DirectX 10.1対応統合チップセット「VN1000」

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12月10日(現地時間)発表



VN1000

 台湾VIA Technologiesは10日(現地時間)、DirectX 10.1に対応したグラフィックス機能を搭載したデスクトップ向け統合チップセット「VN1000」を発表した。

 Chrome 520というDirectX 10.1に対応するグラフィックス機能を搭載。OpenCL 1.0にも対応し、GPGPUにも利用できる。32基のストリーミングプロセッサと、4基のサンプリングユニットを内蔵する。

 動画再生支援エンジン「ChromotionHD 2.0」も搭載し、1080pのMPEG-4 AVC/H.264、MPEG-2、VC-1、WMV-HDなどの動画をフルフレームで再生可能。また、画素単位でのデインタレース、ガンマ補正など画質補正のほか、エンボス、ネオン効果などの特殊効果をかけることもできる。

 対応CPUは、FSB 800/400MHzのNano、C7、C7-D、Eden。メモリはDDR2-800/667かDDR3-1066/800を16GBまで搭載可能。PCI Expressはx8×1とx1×4レーンを内蔵。サウスブリッジは、VT8261に対応。サウスブリッジを含めた最大消費電力は12W。

ブロックダイヤグラム

(2009年 12月 11日)

[Reported by 若杉 紀彦]