工人舎、10.1型液晶2台のデュアルディスプレイノートPC

DZシリーズ

12月11日 発売

価格:79,800円



 株式会社工人舎は、10.1型ワイド液晶を2台搭載したデュアルディスプレイノートPC「DZ」シリーズ(DZ6KH16E)を12月11日に発売する。価格は79,800円。

ディスプレイ収納時は通常のノートPCと変わらない

 2つのディスプレイが左と右にスライドし、デュアルディスプレイとして使えるノートPC。CEATEC JAPAN 2009で参考出展されていたものが今回、製品化された。1ディスプレイの解像度は1,024×600ドット(WSVGA)。同社の特徴である液晶の回転機構も備え、2画面のまま反対向きにできる。コンバーチブル型としても使えるよう、液晶パネルの左右に光学式ポインティングデバイスとマウス左右ボタン、ファンクションボタン、指紋センサー、ローテーションボタンなどを搭載する。

 AMDの超薄型ノートPCプラットフォームを採用。CPUにAthlon Neo MV-40(1.60GHz)、チップセットにAMD M780G(ビデオ機能内蔵)を搭載。外部ディスプレイ出力にミニD-Sub15ピンを備えるが、チップセットの仕様上3画面表示はできず、いずれか2画面の組み合わせとなる。

 そのほかの仕様は、メモリ1GB(最大4GB)、HDD 160GB、ワンセグチューナ、OSにWindows 7 Home Premiumを搭載。インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.1+EDR、SDカード/MMC/メモリースティック対応スロット、microSD専用スロット、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は4.5時間。本体サイズは約280×210×19~42mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.84kg。2画面にした状態の幅は約521mm。

 直販で「+1GBメモリプレゼントキャンペーン」を実施しており、「あなたはデュアルディスプレイをどのように活用しますか?」というアンケートに答えると、メモリ1GBを足したモデルを同価格で購入できる。

(2009年 11月 27日)

[Reported by 山田 幸治]