11月16日(現地時間) 発表
米IntelとNECは16日(現地時間)、スーパーコンピューター(以下スパコン)の性能を向上させるHPCシステム技術を共同開発することで合意した。NECは、ベクトル型スパコン「SX」シリーズの提供に加え、Xeonを搭載したスパコンにこれらの技術を搭載していく。
両社は今後、NECがベクトル型スパコンの開発で培った経験と、Xeonプロセッサの性能や機能、Xeonに搭載される計画のベクトル演算向け拡張命令群「Advanced Vector eXtentions(AVX)」を組み合わせていく。これにより、Intel Architectureに基づいたスパコンでより高い実効性能を提供する。
協力の第1段階として両社は、Xeon搭載スパコンのメモリ帯域幅と拡張性を向上させるハード/ソフトの技術開発を共同で行なう。同技術はハイエンドだけでなく、小規模なHPCシステムも視野に入れて行なうとしている。
(2009年 11月 17日)
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