富士通、全機種Windowsタッチ対応の液晶一体型「DESKPOWER F」

DESKPOWER F スノーホワイト

10月22日より順次発売
価格:オープンプライス



 富士通は13日、デスクトップPC「DESKPOWER」シリーズのWindows 7搭載モデルを発表した。全機種にWindows 7 Home Premium(32bit版)を搭載する。一部を除き、発売は10月22日。価格はすべてオープンプライス。

●Windowsタッチ対応の「DESKPOWER F」

 液晶一体型の「DESKPOWER F」は、筐体が一新され、全機種がタッチパネル液晶を搭載した。これにより、Windows 7の新機能であるWindowsタッチに全機種対応する。

 Fシリーズは3モデルが用意される。上位機種の「F/E90D」は、23型ワイドフルHD(1,920×1,080ドット)液晶と3波対応ダブル録画チューナーを搭載する。また、長時間録画可能なAVCREC機能も備える。HDDは1TB。光学ドライブはBlu-ray。予想価格は23万円強。

 中位の「F/E70T」は、20型ワイド(1,600×900ドット)液晶となり、チューナーも地デジ1波対応となる。HDDは500GB。光学ドライブはBlu-ray。予想価格は19万円強。

 下位の「F/E60」は、20型ワイド液晶で、TVチューナーを搭載しない。HDDは500GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。予想価格は16万円前後。

 上記以外の仕様は共通で、Core 2 Duo P8700(2.53GHz)、4GBメモリ、IEEE 802.11b/g/n無線LANなど。

 カラーバリエーションは、各モデルとも、スノーホワイト、エスプレッソブラック、ルビーレッドの3色が用意される。
 液晶部分はスイーベル(左右回転)と、チルト(傾き調整、最大30度)の機能を持つ。

エスプレッソブラックルビーレッド
●らくらくパソコンもタッチパネル液晶に
らくらくパソコン

 シニアや初心者を対象とした「らくらくパソコン」は、従来はノートPCだけだったが、新たにDESKPOWER Fベースの「F/ER」が追加された。タッチパネル液晶搭載の一体型とすることで、より大きく見やすい液晶画面で、指による操作が可能となった。

 「F/E60」のスノーホワイト筐体をベースに、らくらくパソコン専用のキーボードとマウスを装備する。この機種のみ11月5日の発売で、予想価格は16万円強。

 ソフトウェア面では、画面右に表示される「タッチ操作パネル」や、仮想キーボードの「タッチ文字入力」などが搭載される。

●クアッドコア搭載マイクロタワー「DESKPOWER CE」
DESKPOWER CE/E50

 マイクロタワー筐体とワイド液晶ディスプレイの組み合わせである「DESKPOWER CE」は、2機種が用意される。筐体は変わっていないが、特に上位機種は機能が強化された。

 上位機種の「CE/E50」は24型1,920×1,200ドット液晶に、Core 2 Quad Q8400(2.66GHz)とNVIDIA GeForce 9500GTを搭載する。予想価格は21万円前後。

 下位機種の「CE/E40」は、22型ワイド液晶とCore 2 Duo E7500(2.93GHz)の組み合わせで、予想価格は16万円強。

 いずれもHDDはメモリは4GB、500GB、光ドライブはDVDスーパーマルチ。

(2009年 10月 13日)

[Reported by 伊達 浩二]