2008年中古PCの販売台数は前年比10%増の175万台

8月11日 発表



 一般社団法人中古情報機器協会(RITEA)は11日、2008年の国内中古情報機器販売台数実績を発表した。

 これによるとノートPCは前年比18%増の99万7千台、デスクトップPCは前年とほぼ同じ75万台の計174万7千台が販売された。このほか、ワークステーション2千台、サーバー6万9千台も販売されている。これら中古機器の販売によるCO2排出量削減効果は、18万7千tにおよぶ。

 販売台数が伸張した主な要因として同協会は、使用済み機器を売却して新製品を買う買い換えが増加していること、中古情報機器取り扱い事業者に対する認知が進んだこと、良質な中古情報機器が増加し安心して購入できる環境が整備されたことの3つを挙げている。

 なお、ディスプレイは液晶が53万4千台、CRTが18万3千台販売された。

(2009年 8月 11日)

[Reported by 若杉 紀彦]