Lenovoは5月26日(日本時間)、2009年3月31日を末日とする2008～2009年度の通期決算を発表した。

　これによれば、売上高は前年比8.9%減の149億100万ドル、純損失は2億2,600万ドル、1株当たりの損失は2.56セントとなった。

　第4四半期単独の売上高は前年同期比25.8%減の27億7,100万ドル、純損失は2億6,400万ドル、1株当たりの損失は2.98セント。同グループは第4四半期に世界的なリストラを開始しており、リストラにかかる費用1億1,600万ドル、特別項目に伴う費用は7,100万ドルを計上している。通年のリストラ費用は1億4,600万ドル。リストラにより2009年～2010年度では約3億ドルを節約できると予想している。

　今後は、中国でのシェアの維持と強化に取り組むほか、世界全体で法人向け事業の黒字復帰、新興市場の開拓や一般消費者、小中規模企業顧客への取り組みを積極的に推進していく。