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AIスキャン搭載のウイルスバスター最新版

~スマホも対応し、リモートからランサムウェア復旧支援

ウイルスバスター クラウド

 トレンドマイクロ株式会社は、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」の最新版を発売した。ウイルスバスター クラウドの直販価格は1年版5,380円。

 AI技術を用いた「機械学習型スキャン」を新搭載。AIとパターンマッチングをはじめとする技術を融合した、法人向けセキュリティ対策製品で導入されている防御アプローチ「XGen」を採用し、防御力の強化を図ったとしている。

 また、指定フォルダに対するアクセスを監視し、ランサムウェアによる暗号化を防ぐ「フォルダシールド」を強化。クラウドストレージの同期フォルダなど複数のフォルダを指定可能となり、USBメモリ/外部ストレージが接続されたさいに、自動的にフォルダシールドにより保護する機能を新たに搭載した。

 そのほかの新機能としては、サポート詐欺サイト特有の構造上の特徴をもとに、サポート詐欺サイトへのアクセスを未然にブロックする「サポート詐欺対策機能」が追加されている。

 モバイル向け機能では、Android向けに、ランサムウェア感染時、管理ポータルサイトから遠隔でランサムウェアを強制的に停止し、復旧支援を行なう機能を新たに搭載。提供元不明のアプリのインストール可否や、端末のパスワード設定など、端末のセキュリティに関する設定をチェックし、安全な設定への変更をうながす機能を追加する。

 iOS向けには、標準ブラウザのSafari、FacebookやLINEなどのアプリ内ブラウザで、不正サイトへのアクセスをブロックする機能を新たに搭載する。

 「ウイルスバスター クラウド」はPC/スマートフォン/タブレットを最大3台まで保護でき、直販価格は1年版5,380円、2年版9,680円、3年版12,780円。

 「ウイルスバスター クラウド+デジタルライフサポート プレミアム」は1年版7,980円、2年版13,800円、3年版18,580円。

 「ウイルスバスター モバイル」は1年版3,065円、2年版5,637円、「ウイルスバスター モバイル+おまかせ!スマホお探しサポート」が1年版4,093円、2年版7,180円。

機械学習型スキャンによる未知の脅威検出イメージ
フォルダシールドの設定画面