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オウルテック、5万回曲げても平気な“超タフストロング”USBケーブル

～長州小力も「キレてないですよ」アピール

中村真司

2017年7月26日 17:12

オウルテック耐久ケーブル

　株式会社オウルテックは、5万回以上の折り曲げ試験に合格した業界一という高耐久なLightning/USB Type-C/Micro USBケーブル「超タフストロングケーブル」シリーズを8月中旬より発売する。

　同社ストロングケーブルシリーズの上位モデルにあたり、ロングブッシュ設計採用による付け根部分の強化、防弾チョッキなどに使われるアラミド繊維によるケーブルの高耐久化、強化メッシュによるケーブルの柔軟性向上を特徴する。これによって5万回の曲げ耐性を獲得。Apple純正のLightningケーブルの17倍の耐久性をうたっている。

　ラインナップは、Lightningケーブルが0.3m/0.7m/1m/1.5m/2m/3mタイプをそれぞれと、ブラック/ホワイト/レッドの2色を用意(レッドは1m/1.5m/2mのみ)。税別価格は2,130円～3,280円。USB Type-Cケーブルの長さおよび本体色の種類は同様で、価格は同1,780円～2,480円。Micro USBケーブルについてもケーブル長の種類は同じだが、色はブラックのみ。価格は1,080円～1,780円となる。全モデルとも充電およびデータ転送に対応する。

　このほか、コンセントに直に挿せるAC充電器タイプのLightning/USB Type-C/Micro USBケーブルも用意している。

長州小力さんの「キレてないですよ」が炸裂

　発表当日には都内にて記者発表会が開催され、株式会社オウルテック代表取締役社長の東海林春男氏や、今回のケーブルを開発した株式会社ライフエッグ研究開発グループシニアマネージャーの丹木芳則が登壇し、新製品について説明を行なった。

　東海林氏によれば、ストロングケーブルシリーズは同社で大ヒットを記録したそうだが、そんななかで断線が起きるといった症状を訴えるユーザーがいたことを説明。不良品として返品されたものを解析することで、その約60%が付け根部分に断線を起こしていたことが判明したそうだ。同士はこれをビジネスチャンスと捉え、さらに強力なケーブルの開発に着手したという。

　開発を行なった丹木氏は、冒頭での説明のとおり、新たに3つの強化を行なうことで超タフストロングケーブルを作り上げた。付け根部分は通常のケーブルとは違いロングブッシュを採用。スリットを設けることで付け根に対する4方向からの力を逃がす仕組みを取り入れている。またペットがケーブルを噛むと言った場合など、導線部分に傷が入らない強化メッシュ構造採用。そして、引っ張る力に弱い導線を保護すべく、防弾性繊維のアラミド繊維を利用することで銅よりも15倍引っ張る力に強くなったとしている。

株式会社オウルテック代表取締役社長の東海林春男氏

株式会社オウルテックの親会社となる株式会社ライフエッグ研究開発グループシニアマネージャーの丹木芳則

超タフストロングケーブルはApple純正のケーブルよりも17倍強いとする。ちなみに曲げ耐性だけで言えば、これまでのストロングケーブルシリーズはApple純正と変わらないそうだ

ロングブッシュ採用

強化メッシュ

防弾繊維採用

保証期間は2年で、ケーブルだけでなくコネクタ部分の故障についても保証は適用される

　発表会には余興としてお笑い芸人の長州小力さんが登場。マッチョなボディビルダー2人を従えつつ、超タフストロングケーブルに対してさまざまな攻撃を行なったが「キレてないですよ」と持ちネタを使って製品の頑丈さをアピール、会場を沸かせた。そのときの模様は以下の写真と動画でご覧いただきたい。

長州小力さんが登場

筋肉もりもりのボディビルダーの方がケーブルを引っ張ってもちぎれない

問題なくiPadを充電できることを示して見せた

東海林氏も交えたフォトセッション