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Windows 10プレビュー版タスクマネージャーのGPU表示が“マルチエンジンビュー”に変更

タスクマネージャーのGPU表示をさらに変更し、マルチエンジンビューを標準にした

 米Microsoftは13日(現地時間)、PC向けWindows 10 Insider Preview「Build 16241」をFast ringで配信開始した。

 前回のビルドでタスクマネージャーのGPU項目に改良が加えられたが(タスクマネージャーに新設されたGPUのパフォーマンストラッカーを改良参照)、今回もブラッシュアップが続いている。

 Build 16241では「パフォーマンス」タブのGPU項目で、使用しているGPU名(Intel HD Graphicsなど)が表示されるようになった。また、GPU使用率を示すパフォーマンスチャートに関して、マルチエンジンビューが標準となり、「3D」、「Copy」「Video Encode/Decode」、「Video Processing」の4つが表示されるようになっている。マルチエンジンビューはチャートを右クリックして、シングルエンジンビューに切り替えることも可能。

 GPUのメモリ使用量の表示(GPU Memory)に関しては、上の画像にあるように専用メモリと共有メモリが「0.4/2.0GB」といったふうに隣り合わせでウィンドウの下部に配置されるようになった。

 このほか、DirectXのバージョンにフィーチャーレベルも含めて表示するように変更されている。

 Build 16241におけるタスクマネージャーの更新には、GPU以外にも標準ブラウザEdgeのプロセス表示に関する修正もあり、「Chakra JIT Compiler」、「UI Service」、「Manager process」といったEdgeの内部プロセスが表示されるようになっている。

Edgeのプロセス表示が若干変更