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AMDのCPUシェア、Ryzen効果で26%越えに

~Passmark調べ

 ベンチマークソフトを開発するPassmarkが4半期ごとに更新しているx86 CPUシェアチャートの2017年7月版によると、AMDのシェアが26.2%にまで登りつめている。Ryzenの投入により、着実に業績を伸ばしているようだ。

 Passmarkが公開しているシェアチャートは、同社のベンチマークソフトの測定結果をベースとしたもので、Windowsが動作するx86 CPU搭載のPCのみが対象となっている。そのため、出荷台数や販売台数とは傾向が異なると思われるが、実利用のシェアを示す指針となる。

 これによれば、2006年第1四半期には48.4%と、Intelに肩を並べるほどだったAMDのシェアは、以降10年ほど下降基調だったが、2017年第2四半期から大きくシェアを伸ばし始め、直近の1四半期では5.6ポイントも伸ばした。