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OneNoteに日本語口述筆記機能が追加

UWP版にも読み上げ学習ツールを提供

UWP版OneNote向けにイマーシブリーダーが提供

 米Microsoftは5月31日(現地時間)、今年(2017年)の2月にWord OnlineとOneNote Onlineで提供が始まった学習ツールの「イマーシブリーダー」が、UWP版OneNoteにも提供されることを発表した。

 イマーシブリーダーは文章の読解力を高めるための読み上げ機能などを備えており、他言語で書かれたテキストをただ読み上げるだけでなく、該当箇所をハイライトしたり、再生速度を変えたり、単語を音節ごとに分解したり、名詞/動詞/形容詞の強調表示したり、といった使用者に合った学習方法を提供する。

 Microsoftは、かねてよりUWP版OneNoteへの実装の要望が多かったと伝えており、6月のアップデートによって順次イマーシブリーダーが利用できるようになる。対象地域には日本も含まれているが、編集部の環境では利用できず、まだ提供されていないようだった。

 なお、イマーシブリーダーはデスクトップ版OneNoteではすでに提供されており、OneNoteのWebサイトからダウンロードして追加できるが、最新のバージョン1.3にて、日本語の口述筆記機能が追加されており、日本語で読み上げた内容をOneNoteが自動的に記述できるようになっている。

日本語のディクテーション機能が追加