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東芝、MILスペックの耐久性で約16mm厚/約1kgの13.3型モバイルノート

dynabook UX53

 東芝クライアントソリューション株式会社は、2017年夏モデルとして、13.3型モバイルノートPC「dynabook UX53」を23日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17万円台前半の見込み。

 「ハイスタンダードモバイル」と位置付けた新モデルで、「Vシリーズ」の技術やノウハウを継承し、薄型軽量な筐体のクラムシェルノートPCを実現したとする。

 100kgf面加圧や30cc防滴といった社内試験のほか、第三者試験として認証機関TÜV Rheinlandによる耐久テストを通過。また米軍物資調達規格(MIL-STD-810G)もクリアしているという。

 MIL試験では、“MILスペック”を謳う製品で一般的に行なわれている耐衝撃、振動などのテストに加え、温度変化や気圧など10項目を通過しているのも特徴。

 第7世代Coreプロセッサを採用しており、約17時間の駆動を実現。OSのWindows 10は、Creators Update適用済みとなっている。そのほか、harman/kardon製スピーカーや、タッチパッドにはWindows Hello対応の指紋認証センサーを搭載。バッテリは「お急ぎ30分チャージ」と称する急速充電に対応している。

成人男性2人が乗るデモ
故障しやすい箇所を発見するため、-100℃~200℃などの範囲での温度変化、50G以上の振動を与え、壊れるまで実施される「HALT」試験後の検証機
外装はボロボロだが動作は通常とのこと
液晶も動作している

 主な仕様は、13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)高輝度/高色純度IPS液晶ディスプレイ、Core i5-7200U(2コア、2.5GHz)、4GB DDR4-2133メモリ、128GB SSD、OSにWindows 10 Homeを搭載。Microsoft Office Home & Business Premium + Office 365サービスが付属する。

 インターフェイスはUSB 3.1 Type-C×2(Thunderbolt 3、給電ポート兼用)、USB 3.0、HDMI出力(4K対応)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、microSDカードスロット、約92万画素Webカメラ、音声入出力など。

 バッテリ駆動時間は約17時間。サイズは約316×227×15.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1,090g。保証期間は1年。

キーボード
側面