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パイオニア、Ultra HD Blu-ray対応内蔵型BDドライブの低価格版

BDR-211JBK

 パイオニア株式会社は、Ultra HD Blu-rayの再生に対応するSATA接続の内蔵型BDドライブ「BDR-211JBK」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,000円前後の見込み。

 同社は今年(2017年)の1月に世界初とするUltra HD Blu-ray対応内蔵型BDドライブ「BDR-S11」シリーズを発表しており、それに続く製品(「パイオニア、世界初のUHD Blu-ray対応PC用BDドライブ」参照)。発表当時のBDR-S11J-BKの価格は同22,000円前後、BDR-S11J-Xは同35,000円前後となっていた。

 Ultra HD Blu-ray以外の機能としては、オーディオCDの読み取り精度を高める「PUREREAD 3+」、省電力機能「PEAK POWER REDUCER」などを搭載。不要な振動を抑えるハニカム構造の筐体、ドライブの設定を行なえる「パイオニアBDドライブユーティリティ」も特徴とする。また、高音質な環境音を集めたオリジナル音源集「Sound Material」も同梱する。

 なお、Ultra HD Blu-rayを再生するには、Uプロセッサを除くIntelの第7世代デスクトップ向けCore i7/i5(KabyLake-S)および同ノートPC向けCore i7/i5(KabyLake-H)、HDMI 2.0a接続でHDCP 2.2対応のディスプレイ(HDR非対応の場合はSDR変換で再生される)、Intel SGX対応のIntel 200シリーズチップセット搭載マザーボード(HDMI 2.0a/HDCP 2.2対応)、Windows 10が必要となる。

 付属ソフトは、CyberLink製のPowerDVD14/PowerDirector 14/PowerProducer 5.5/Power2Go 8/InstantBurn 5/PowerBackup 2.5/MediaShow 6/Label Print 2.5/PhotoDirector 5 LE/MediaEspresso 6.5(体験版)を同梱。

 書き込み速度は、BD-Rが16倍速、BD-R DLが14倍速、BD-R TLが8倍速、BD-R QLが6倍速、BD-R(LTH)が8倍速、BD-RE/-RE DL/-RE TLが2倍速、DVD±Rが16倍速、DVD+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD±R DLが8倍速、DVD-RAMが5倍速、CD-Rが40倍速、CD-RWが24倍速。読み出し速度は、BD-ROMが12倍速、DVD-ROMが16倍速、CD-ROMが40倍速。バッファサイズは4MB。

 本体サイズは148×180×42.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は740g。