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AKRacing、オフィス向けのハイバックシート
2017年4月21日 18:25
テックウインド株式会社は、AKRacingチェア製品ラインナップより、オフィス向けハイエンドモデルとして「Premium」シリーズを発売する。
価格はオープンプライスで、市場想定価格は標準モデルが59,800円、組み立て済みモデルが69,800円前後の見込み。発売は標準モデルが4月22日、組み立て済みモデルが5月中旬の予定。
レーシングシートをモチーフとしたデザインはそのままに、機能面・デザイン面をリファイン。バックレストの特に肩口に当たる部分にシリーズ中最大厚のシートクッションを採用するほか、シート部分の奥行が550mmとPro-Xシリーズに比べてやや小型にし、標準的体型の日本人ユーザーに適した大きさになっているとする。
座面は380×550×360~430mm(幅×奥行き×高さ)となっている。
また座面チルト機能を搭載するのも特徴で、座面と背もたれの角度を維持したまま座面が沈み込むため、着座姿勢で臀部や太腿にかかる負荷を分散。チルト状態で固定させることもできるため、フルフラットリクライニング機能と合わせて使うこともできる。
キャスターはフローリングの床面に傷をつけにくいPU製双輪キャスターを採用。車輪ストッパー機能も追加された。
そのほか、取り外しが可能なヘッドレスト/ランバーサポート、最大耐荷重150kgのDIN規格適合低ガス圧シリンダー、スチール製脚部とメタルフレーム、前後/左右/回転/高低の位置調整が可能な4Dアジャスタブルアームレストなど備える。
昇降シリンダーには中尺タイプを採用し、座面高を360~430mmと従来モデルよりやや高めに設定している。
本体サイズは650×650×1,290~1,360mm(同)で、重量は28kg。本体色はカーボンブラック、レイブン、シルバーの3色。
なおテックウインドでは、今回のPremiumシリーズ取扱い開始に合わせ、既存モデルの「Pro-X」、「Nitro」、「Wolf」各シリーズに採用しているガス式昇降シリンダーの中尺タイプへの変更を告知している。これによりそれぞれ最低高で約10mm、最大高で約20mm座面が高くなり、より自然な姿勢で着座可能になるとする。仕様変更は5月1日出荷分より適用される予定。