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ウォーターマークが再び消失。Windows 10プレビュー版「Build 15058」

~Build 15055登場4日後の矢継ぎ早なリリース

「Build 15058」ではまたウォーターマークが消えている

 米Microsoftは14日(現地時間)、PC向けWindows 10 Insider Previewの「Build 15058」をFast ringで公開した。つい4日前にBuild 15055がリリースされたばかりであり、近日登場するとされるCreators Updateに向け、矢継ぎ早にビルドを投入し、最終調整を行なっていると思われる。

 今回のビルドも新機能の追加はなく、バグの修正が主となる。ただ、一時期消えてまた表示されるようになったデスクトップ上のウォーターマークだが、このビルドでは再び消されていることを確認できた。

 修正内容については下記の通り。

  • ストアアプリのような標準搭載アプリの起動に失敗する問題と、ストアからインストールしたアプリのアップデートができない問題を修正。
  • いくつかのUWPアプリでパッケージ名がタイトルバーに表示され、アプリ名の表示を妨げてしまっていた問題を修正。
  • Edgeのウインドウが画面サイズの半分以下でスナップされていた場合に、Edgeのウインドウをフルスクリーンまたは最大化すると戻るが実行されていた問題を修正。
  • Edge上でビデオをフルスクリーン表示している時に、マウスポインタが表示されたままになっていた問題を修正。
  • 「設定」内のWi-Fi設定のページを開いた際に、時々クラッシュが起きていた問題を修正。
  • PCをロック状態にし、スリープに入った時にデスクトップセッションが時々クラッシュしてしまう問題を修正。クラッシュ後はログインできなくなるといった症状も発生していた。
  • 暗号化されたPDFの名前変更を行なった際に、デフォルトのPDFリーダーがEdgeでない場合に、リセットされる問題を修正。
  • 高DPIのPCから高DPIのデバイスにMiracastした際の、ビデオ再生の品質を改善。