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ASUS、Ryzen対応のATX/microATXマザー計4製品

ROG CROSSHAIR VI HERO

 ASUSは3日、AMD X370/B350チップセットを搭載したRyzen対応マザーボード4製品を発売した。

 発売されたのは、X370チップセット搭載「ROG CROSSHAIR VI HERO」、「PRIME X370-PRO」の2点と、B350チップセット搭載「PRIME B350-PLUS」、「PRIME B350M-A」2点の合計4製品。価格はそれぞれオープンプライスで、税込店頭予想価格はそれぞれ37,500円、22,500円、1,4000円、11,500円前後。

 2月23日に発表済みの製品で、仕様の詳細は別記事(ASUS、“Ryzen”対応のソケットAM4搭載マザーボード4製品を公開)を参照されたい。

 ROG CROSSHAIR VI HEROは、X370チップセットを搭載するオーバークロッカー/ゲーマー向けの製品で、フォームファクタはATX。4つのDDR4メモリスロットを持ち、合計で最大64GBまでサポートする。ゲーマー向けモデルなこともあり、Intel製NICを持つほか、DAC「ES9023P」を搭載する。

 PRIME X370-PROは、X370チップセットを搭載する一般向けマザー。フォームファクタはATXで、基本的な仕様はROG CROSSHAIR VI HEROと類似するものの、内蔵グラフィックをサポートする点や、ROGシリーズ特有の機能が省略されている点で異なっている。

 「PRIME B350-PLUS」は、B350チップセット搭載のATXマザー。X370搭載品に比較すると機能が絞り込まれたミドルローモデル。NICやオーディオコーデックはRealtek製。HDMI/DVI/ミニD-sub15ピンと幅広い内蔵グラフィック出力が可能なほか、2つのPCIスロットを持ち、レガシーデバイスをサポートする。

 「PRIME B350M-A」は、B350チップセット搭載のmicroATXマザー。エントリーモデルであり、ATXフォームファクタを採用する上3製品と比較すると、PCIe 2.0 x16スロットやPCIスロットを持たないなど、一部機能が簡略化されている。

PRIME X370-PRO
PRIME B350-PLUS
PRIME B350M-A