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AMD、Bethesdaとパートナーシップを締結しVulkan API普及を促進
~クラウドゲーミングサービスとの提携も
2017年3月1日 18:04
米AMDは28日(米国時間)、Bethesda Softworksとの長期的な戦略的パートナーシップの締結を発表した。
これはGDC 2017に合わせ開催されたAMDのイベント「Capsaicin」で発表されたもので、「Vulkan」のようなハードウェアへのローレベルアクセスが可能なAPIなどについて、2社で協力して開発を行なっていくとしている。
なお、AMDは2016年夏発売の「DOOM」で、Vulkan API対応のためにBethesdaに協力している。
Capsaicinでは、次期AMD GPUのシリーズ名が「Radon Vega」であることが明かされた(AMDの次期ハイエンドGPUの名称は「Radeon RX Vega」)ほか、クラウドゲーミングサービスを提供するLiquidSkyとの提携も発表されている。
LiquidSkyは、NVIDIAの「GeForce Now」やSIEの「PlayStation Now」のように、クラウド上のサーバーでゲームを実行し、クライアントの端末へストリーミングを行なうクラウドゲーミングサービスで、現在ベータアクセスを提供している。
Vegaでは「Radeon Virtualized Encode」と呼ばれる仮想化環境での新機能が追加されており、採用によってLiquidSkyでは複数のユーザーへより高い性能を提供できるようになるとしている。