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東工大、現行の2倍の性能となるスパコンを開発
~日本最速のAIスパコン誕生へ
2017年2月17日 13:04
東京工業大学は17日、日本最速のAIスパコン「TSUBAME 3.0」を開発する計画を発表した。
バージョン3.0は、GPUにNVIDIAのTesla P100を採用し、現行のバージョン2.5に対して2倍以上の性能となる、倍精度12.2PFLOPSを達成する見込み。この性能は、直近のTOP500で世界10位以内となる。
また、AI処理能力(半精度)は47PFLOPSを超え、バージョン2.5と3.0を併用して運用することで、性能は64.3PFLOPSとなり、日本最速処理性能のAIスパコンとなるとしている。
システムは、屋外設置の冷却塔を用いた水冷を採用し、各ノードはCPUにXeon E5-2680 v4×2、GPUにTesla P100×4、メモリ256GB、NVMe SSD 2TBを搭載する。
現在、発表会が行なわれており、詳細は追ってお伝えする。