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ドイツ発、Windows 10内蔵の壁掛け鏡

~天気やスケジュール、SNSなどを表示可能

Dirror

 独Dirrorは、世界初とする鏡にWindows 10を収めた珍しいPC「Dirror」を販売している。

 縦長で額縁に鏡を収めた形になっており、壁に掛けたり、立て掛けて使用する。鏡としても機能するが、Windows 10の画面を表示し、天気や時刻、カレンダーの確認、SNSの確認やYouTubeの視聴など、家庭内での日常的な利用を想定しているようだ。価格は約12~30万円。

 本体サイズはS/M/Lの3サイズがあり、順に10.1型/23型/27型のディスプレイを搭載。Lサイズでは横が434mm、縦が695mmもある。CPUにはCherry Trail世代のAtomを実装し、Wi-FiやBluetoothに対応している。また、音声制御機能も搭載。

S/M/Lの3サイズ

 主な仕様は下表の通り。

Dirror SDirror MDirror L
画面サイズ10.1型23型27型
解像度1,280×800ドット1,080×1,960ドット1,080×1,960ドット/1,440×2,560ドット
CPUAtom x5-Z8300(1.44GHz)Atom x7-Z8700(1.6GHz)
メモリ2GB4GB
ストレージ32GB128GB
無線機能IEEE 802.11n、Bluetooth 4.0
音声認識
サイズ(幅×奥行き×高さ)196×277×24mm380×600×59mm434×695×590mm
重量1kg8kg9kg
価格970ユーロ(約12万円)1,870~1,970ユーロ(約23~24万円)2,070~2,470ユーロ(約25~30万円)

 JAVA BROWN、SILK WHITE、NORDIC NUT BROWNなど、それぞれ3色の額縁が用意されており、Lモデルでは解像度を1,080×1,960ドットか1,440×2,560ドットかで選べるようになっている。

 本製品はバッテリは内蔵しておらず、電源ケーブルを接続して給電する必要がある。