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Microsoft、VR空間で物体の形状や固さを指に伝えるハンドヘルド型コントローラを開発

 Microsoft Researchは、VR空間で物体の形状や固さなどを指先に伝えるハンドヘルド型のコントローラの試作機を開発した。

 片手で持ち、人差し指を台座に乗せて使う。「ノーマルタッチ」型のデバイスは、VR空間でユーザーが物体に触れると、その形状に応じて台座の傾きがリアルタイムで変化し、指先にその物体に触れた感覚だけでなく、物体の形状も伝える。「テクスチャタッチ」型デバイスは、台座に数mm四方の4×4のピンがあり、これが個別に上下運動することで、同様に形状とより細かな凹凸感を指先に伝える。

 形状に加え、その物体が柔らかい場合は指先を深く押し込めるが、硬い物体ではほとんど押し込めず、また、物体を動かそうとすると慣性力に応じた抵抗感を指先にフィードバックし、実際にものを動かしている感覚を得られる。

 いずれも、Oculus Riftと光学センサーを組み合わせて開発された。

ノーマルタッチ型
テクスチャタッチ型