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Motorola、アタッチメントで機能追加できる「Moto Z」を国内販売

~光学ズーム可能なハッセルブラッドカメラなど

Moto Z

 Motorola Mobility Japanは、アタッチメントで機能を追加できるスマートフォン「Moto Z」、「Moto Z Play」を発売した。10月中旬より順次出荷する。価格は全てオープンプライス。

 税別店頭予想価格は、最上位の「Moto Z」が85,800円前後、アッパーミドルの「Moto Z Play」が53,800円前後の見込み。本体色は前者がルナーとゴールド、後者がブラックとホワイトの2種類が用意される。

Moto Z Play

 いずれのモデルも、背面に磁石によってくっつき、独自接点によって接続する拡張モジュール「Moto Mods」によって機能を拡張できる。シンプルな背面カバー「スタイルキャップ」(1,980円~3,480円)を始め、高出力スピーカー+バッテリの「コンサートMods」(11,800円)、プロジェクタを装備した「プロジェクターMods」(33,800円)、10倍光学ズームレンズを備えたカメラ「ハッセルブラッドTRUEZOOM」(28,800円)などがオプションで用意される。

 また、このMoto Modsの仕様は周辺機器メーカー向けに公開されているため、今後サードパーティから別の機能を持ったMoto Modsの登場も期待できる。なお、Moto Modzは将来登場するMotorola製端末にも搭載される予定で、互換性が保たれるとしている。

コンサートMods(シルバー)
コンサートMods(ブラック)
スタイルキャップ(オーク)
プロジェクターMods
ハッセルブラッドTRUEZOOM

 このほか両モデル共通で、端末を振ったり、裏返したりすることでさまざまな操作が可能な「Motoアクション」をサポート。15分の充電で、Moto Zは8時間、Moto Z Playは10時間駆動が可能な「TurboPower」機能を搭載。また、Android純正アプリ以外は一切インストールしない「Motoピュア」仕様となっている。

 SIMはデュアルSIM/デュアルスタンバイに対応するが、2つ目のSIMスロットはmicroSDカードと排他利用となる。また、次期Android “N”へのアップグレードも保証する。

 Moto Zは世界最薄を謳う5.5型QHD(1,440×2,560ドット)スーパーAMOLEDディスプレイを備えたハイエンドモデル。主な仕様は、プロセッサにQualcomm Snapdragon 820(MSM8996 Lite、1.8GHzデュアルコア+1.36GHzデュアルコア)、メモリ4GB、64GBストレージ、OSにAndroid 6.0などを搭載する。

 インターフェイスはmicroSDカードスロット、1,300万画素背面/500万画素前面カメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、音声入出力などを搭載。WAN対応バンドは4Gが1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/25/28/38/40/41、3Gが1/2/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。SIMロックフリーで、言わばau回線以外は利用できる。

 このほか、指紋、加速度、ジャイロ、コンパス、近接、ホール効果、環境照明センサーを内蔵する。本体サイズは約75.3×155×5.2mm(幅×奥行き×高さ、最薄部)、重量は約134g。

 一方Moto Z Playは3,510mAh大容量バッテリを搭載し、最長50時間駆動を謳うアッパーミドルモデル。主な仕様は、プロセッサにQualcomm Snapdragon 625(MSM5943、2GHzオクタコア)、メモリ3GB、32GBストレージ、1,080×1,920ドット(フルHD)表示対応5.5型AMOLEDディスプレイ、OSにAndroid 6.0を備える。

 インターフェイスはmicroSDカードスロット、1,600万画素背面/500万画素前面カメラ、IEEE 802.11a/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、音声入出力などを搭載。WAN対応バンドは4Gが1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28/38/40/41、3Gが1/2/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。SIMロックフリーで、au回線以外は利用できる。

 センサー類はMoto Zと共通。本体サイズは約76.4×156.4×6.99mm(同)、重量は約165g。