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MSI、ゲーミングブランドのCPUクーラー「Core Frozr」

Core Frozr

 台湾MSIは18日(現地時間)、世界最大級のゲームショウ「gamescom」の開催に合わせ、3つの新製品を投入した。

初のGAMINGブランドCPUクーラー「Core Frozr」

 中でも注目は、同社の「GAMING」ブランドを冠した初のCPUクーラー「Core Frozr」。同社はこれまで、冷却性の高いGPUクーラーを搭載したビデオカードを展開し好評を得てきたが、そのノウハウがついにCPUにも搭載される。

 特徴としては、高いエアフローを誇る特許取得済みの「TORX」ファンデザインを採用した120mm角ファン、「Airflow Control」技術を取り入れたヒートシンクのフィン、純銅製のベースプレートおよび8mm径のヒートパイプ、高性能グリス「Premium Thermal Compound X」の付属などが特徴としている。

 ラインナップは2つ。ミドルレンジの「Core Frozr L」は120mm角ファンを1基搭載し、トップカバーは交換可能で、自由にカスタマイズできる。上位の「Core Frozr XL」はデュアルファンにより冷却性能を高め、カスタマイズ可能なRGB LEDライトを備えるとしている。装着はバックプレート方式。

 なお、単品販売の予定はないらしく、2016年末の製品にバンドルする形となるようだ。

マザーボードは2製品

 「970A GAMING PRO CARBON」は6月のCOMPUTEXにも展示されていた製品。AMD 970チップセットを搭載し、Socket AM3+のFXプロセッサをサポート。最新のトレンドを取り入れており、カスタマイズ可能なRGB LED「Mystic Light」、M.2スロット、音質にこだわったオーディオ回路「Audio Boost 3」、および「GAMING LAN」、USB 3.1(Type-A/Type-C)などを搭載する。

 「X99A SLI」はIntel X99チップセットを搭載したスタンダードモデル。2014年に投入した「X99S SLI PLUS」、2015年に投入した「X99A SLI PLUS」に続くモデルとなる。こちらはカラーリングが黒一色に統一されているほか、独自品質基準「Military Class 5」準拠の部品、オンボードU.2/M.2といった最新インターフェイスなどを備え、USB 3.1 Type-Cもオプション提供する。

970A GAMING PRO CARBO
X99A SLI