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今度こそモバイル版Pascal? MSIが新ゲーミングノートを8月中に投入
~最大でヒートパイプを12本も使用。CPUもOC可能
2016年8月10日 17:57
台湾MSIは8日(現地時間)、8月中に発表する予定のノートPC新製品を予告した。
ラインナップは「GT83VR」、「GT73VR」、「GT72VR」、「GT62VR」、「GS73VR」、「GS63VR」、「GE72VR」、「GE62VR」、および「GP62MVR」の9モデル。型番から分かる通り、全て「VR Ready」となっている。
GTおよびGSシリーズは「Cooler Boost 4」と呼ばれる冷却機構を搭載し、CPUの温度を5~10%低下させ性能を最大化。ボタン1つで冷却性能を高め、内部およびキーボード面の温度を10%下げられるという。
最上位のGT83VRに搭載される「Cooler Boost Titan」は、29枚の超薄型羽根+23枚羽根で構成された「Whirlwind Blade fan」、そして合計12本のヒートパイプを用いて冷却。Core i7-6820HK搭載(2.7GHz)モデルでは、最大限のオーバークロックを実現できるという。
また、GE72VRおよびGE62VRは、マルチカラーのキーボードバックライト、サラウンド技術「Nahimic 2」および独自のアンプ「Audio boost AMP」を搭載することが明らかとなっている。
リリースの中でGPUに関して一切触れられていないが、デスクトップ版GPUの場合少なくともGeForce GTX 970以上の性能を持ったGPUでなければVR対応は難しいが、これがモバイル版Pascalであった場合、GeForce GTX 1060クラスでも可能なので、比較的現実的な話だろう。