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Facebook、ユーザーの自傷・自殺防止対策を世界展開

 Facebookは14日(米国時間)、ユーザーの自傷行為や自殺を防止するためのノウハウやツールを世界展開することを発表した。

 Facebookでは、Forefront、Lifeline、Save.orgなどといった団体の助力のもと、メンタルヘルスケア団体や、自傷・自殺行為の経験があるユーザーと協業し、その防止のためのリソースを米国で提供していた。このたび、それをFacebookがサービスを提供する全ての言語圏へと展開する。

 Facebookヘルプセンターでは、自傷・自殺を考えるユーザーに対して推奨されるノウハウを公開しているほか、知人・友人がそういった行為をほのめかす投稿を見つけた際には、警察当局あるいは自殺防止ホットラインに連絡するよう求めている。また、Facebookにも専門のチームを設け、24時間体制で報告を受け付ける体制を整えている。

 なお、ヘルプセンターは日本語化されているが、6月16日時点でリンクが貼られている日本の自殺防止ホットラインは「TELL Tokyo English Lifeline」となっており、在日の英語圏ユーザー向けのようだ。