Amazon、FireタブレットでmicroSDにKindle本を保存可能に

Fireタブレット

　Amazon.co.jpは、同社タブレット向けOS「FireOS」の無料アップデートを発表した。

　FireOSは7型タブレット「Fire」、8型「Fire HD 8」、10型「Fire HD 10」に対応したOS。今回のアップデートは6月初頭より提供開始されたもので、新たに2つの機能を搭載した。

　新機能の1つは、「Kindle」で購入した電子書籍をmicroSDカードへ保存可能となった点。コミックや雑誌など、ファイルサイズが大きくストレージ容量を必要とするコンテンツも、最大128GBのmicroSDカードへ保存することで、多くのコンテンツを持ち歩くことが容易になるとする。

　2つめは「On Deck」機能で、ストレージに十分な空きがあるFireタブレットが、電源とWi-Fiに接続されている場合にのみ自動でビデオをダウンロードするというもの。外出前に映画をダウンロードし忘れても、デバイスに自動ダウンロードされたビデオを外出先で視聴できるとする。なお、On Deckでダウンロードされたビデオは、ストレージの空き容量が少なくなると自動的に削除されるため、手動で削除する必要はない。

　Amazonプライム会員であれば、人気のプライム映画、プライムTV番組、Amazonオリジナル作品が同期され、非プライム会員でも、Amazonオリジナル作品のエピソードがダウンロードされる。

　同社では、本アップデートを記念し、Fireタブレット(Fire、FireHD8、FireHD10)との同時購入で、Made for Amazon認定を取得したSanDisk製microSDカードを25%引きで購入できるキャンペーンを、6月17日9時より開催する。