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Synaptics、Windows Helloを利用可能なUSB指紋認証デバイス

Synapticsが発表した小型のUSB指紋認証デバイス

 米Synapticsは1日(現地時間)、超小型タイプのUSB指紋認証デバイスを発表した。

 指紋認証機能を搭載していないノートPCやデスクトップPCでも、生体認証機能の「Windows Hello」やPINコードなどのパスワード管理機能の「Windows Passport」を利用できるようにするもので、指紋認証機能をPC本体に組み込むよりも低価格に導入できるという。Synapticsでは2016年末には5億台のWindows 10搭載PCがWindows HelloとWindows Passportを利用しているとの予測を立てている。

 本デバイスは2016年第3四半期よりサンプルの出荷を開始し、同年第4四半期に量産予定。OEMやODM、自社ブランドを手掛けるメーカー向けに提供される。

 なお、これとは別件になるが、Synapticsは翌日にASUSがCOMPUTEX TAIPEI 2016で発表したZenFone 3 DeluxeとZenFone 3 Ultaに、Synaptics製の指紋認証センサーが実装されていることを発表している。

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