西川和久の不定期コラム

エプソン「EP-976A3」

〜コンパクトながらA3プリントにも対応したインクジェット複合機

EPSON「EP-976A3」

 エプソンは9月3日、2013年モデルとしてカラリオシリーズの新型を発表。9月19日から発売した。A3対応、6色インクモデル、4色インクモデルなど数多くある中から、A3対応機が編集部から送られて来たので試用レポートをお届けする。

ふだんはA4、ときどきA3

 今回発表したのは、6色インクモデルとして、「EP-806AB」/「EP-806AW」/「EP-806AR」(ブラック/ホワイト/レッド)、「EP-776A」、「EP-706A」、「EP-306A」。4色インクモデルとして「PX-436A」と「PX-046A」。PCレスで印刷可能な「カラリオミー」の「E-840」、「E-370W」/「E-370P」(ホワイト/ピンク)、そして今回ご紹介するA3機の「EP-976A3」となる。

 少し興味深いのはこれまでブラックが多かった中、何とブラックの製品はEP-806ABのみ。一部のレッドとピンクを除くと全てホワイトになった。会社で使うにしても家で使うにしても、ブラックは指紋やホコリが目立つからだろうか。

 紹介するフラッグシップ機の「EP-976A3」のキャッチコピーは「ふだんはA4、ときどきA3」。これからも分かるように写真愛好家が主なターゲットとなるプリンタだ。仕様は以下の通り。

エプソン「EP-976A3」の仕様
印刷方式/最高解像度 MACH方式/5,760×1,440dpi
ノズル配列 ブラック:180ノズル、カラー:900ノズル(各180ノズル×5色)
インク 6色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ)、独立型インク(染料)
自動両面印刷 標準対応
給紙容量 フロントトレイ:A4最大100枚、ハガキ最大60枚(上トレイ最大20枚、下トレイ最大40枚)、背面ASF(手差し):1枚(最大サイズ A3、紙厚0.6mm以下)
用紙サイズ L判、2L判、KG、ハイビジョン、六切、四切、A6縦〜A3縦
Blu-ray/DVD/CDプリントトレイ フロントローディング方式(手差し)、12cmメディア対応
液晶ディスプレイ タッチ対応3.5型
スキャナー部 センサー:CIS、原稿サイズ:A4/USレターサイズ、解像度:主走査4,800dpi/副走査4,800dpi、階調:RGB各色16bit入力、1/8bit出力
インターフェイス USB 2.0×2(PC接続用×1/背面 、外部記憶機器接続およびPictBridge用×1/前面)、Ethernet、 IEEE 802.11b/g/n無線LAN、赤外線(IrDA Ver.1.3準拠、IrSimple対応)、カードリーダ
対応OS Windows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.5.8以上
サイズ/重量 479×356×148mm(幅×奥行き×高さ)、約8.8kg
直販価格 35,980円

 印刷方式は同社のMACH方式で、最高解像度は5,760×1,440dpi。インクは染料系でブラック/シアン/マゼンタ/イエロー/ライトシアン/ライトマゼンタの6色独立だ。ノズル配列は各180ノズル。従ってブラックは180ノズル、カラーは900ノズル(180×5色)となる。ブラックはにじみにくい顔料系ではないものの、製品コンセプトの主な用途が写真なので問題はないだろう。

 前面トレイは下が最大A4、上が最大はがきサイズの2段。A3に関しては背面から手差しとなる。普段はA4やはがきサイズを使い、作品をプリントする時は背面からA3。これがキャッチコピーの「ふだんはA4、ときどきA3」の由来となる。またBlu-ray/DVD/CDプリントトレイにも対応している。

 液晶ディスプレイはタッチ対応の3.5型。インターフェイスは、USB 2.0×2(PC接続用×1/背面 、外部記憶機器接続およびPictBridge用×1/前面)、Ethernet、 IEEE 802.11b/g/n無線LAN、赤外線(IrDA Ver.1.3準拠、IrSimple対応)、カードリーダと、一通り揃っている。

 スキャナ部は、センサーはCIS方式、原稿サイズはA4/USレターサイズ、解像度は主走査4,800dpi/副走査4,800dpi(読み取り50〜4,800dpi/1dpi刻み、7,200dpi、9,600dpi)、階調はRGB各色16bit入力(1/8bit出力)となる。

 筐体サイズを優先し、スキャナ部に関してはA4まで。A3には非対応だ(A3対応するとかなり大きいフットプリントになる)。A3をスキャンする時には、バンドルのアークソフト製の結合ソフト「Scan-n-Stitch Deluxe」で3回に分けてスキャンし、合成しなければならない。

 対応OSは、Windows XP/Vista/7/8と、Mac OS X 10.5.8以上。サイズは479×356×148mm(幅×奥行き×高さ)、重量約8.8kg。A3機としてはコンパクトにまとまっている。直販価格は35,980円。今時のカラーインクジェット複合機としては高価だが、A3対応なので妥当なところだろうか。

前面。側面はパネルなどを畳めばフラットになる。非常にシンプルなデザインだ
背面。左側にACコネクタ、右側にUSBとEthernet
原稿台。右手前が原点となる
前面上下給紙トレイ。上トレイははがき最大20枚、下トレイははがきサイズ最大40枚/A4普通紙最大100枚。一番下はレーベルプリントガイド
背面給紙トレイ。A3サイズや3Dフォトフレームなど硬い用紙の時に使う
USB/IrDA/カードリーダ。左下にUSB/IrDA、その上のパネルの内側にメディアカードリーダ
インクカートリッジ。6色独立。長辺約80mmあるものの、薄く容量は少なめだ
インクカートリッジをセット。ラベルの色に合わせてセットする
液晶ディスプレイ(ホーム画面)。コピー/写真/スキャン。下にそのほかの項目がある

 編集部からA3複合機が送られて来ると知り、パッケージが玄関先を占有するな……と思っていたが、実際届いてみると驚くほどコンパクト。自宅で使っている「HP Officejet Pro 8500A Plus」の方が大きいほどだ。

 筐体はホワイト一色で各コーナーは丸みがありシンプルなデザイン。オフィスにも自宅にも自然にマッチする。ブラックと比較すれば、汚れは目立つかも知れないが、少なくとも指紋やホコリは気にならない。

 前面パネルにはタッチ対応の3.5型液晶ディスプレイと電源ボタン。また動作モードに応じて、液晶ディスプレイの周囲に機能ボタンが現れる。左側のパネルの内側にはメディアカードリーダ、その下にUSB/IrDAがある。

 前面トレイは2段で、上トレイははがき最大20枚、下トレイははがきサイズ最大40枚/A4普通紙最大100枚の用紙を収容できる。最近安価なモデルでは1段トレイのものが多く、用紙を入れ替えないと違うサイズが使えないので、やはり2段の方が扱いやすい。

 ギミックとしては、電源オンにして印刷が始まる直前に、前面パネルが自動的に持ち上がり、排紙トレイがせり出してくる。ただし電源オフ時は、排紙トレイは自動的に収納されるものの、前面パネルは手動で元の位置に戻さなければならない。

 背面は左側にACコネクタ、右側にUSBとEthernetがある。一番後ろが平面的な形状で、各コネクタは凹みの部分にあるので一見、壁にぴったり付けられそうだが、背面給紙トレイがやや後ろにせり出すように傾くので、壁とは隙間が必要だ。

 この背面給紙トレイは、A3用紙や3Dフォトフレームなど硬い用紙に使う。また印刷前に用紙を入れるのではなく、印刷開始をしたあと、少し経ってから(給紙の準備ができてから)用紙を入れるようにと指示があるので、それに従ってセットする。

 スキャン/コピー用の原稿台は、右手前が原点。筐体の多くはそれなりにガッチリした作りになっているが、トップカバーだけは薄くペラペラした感じだ。ただ、冒頭の写真から真ん中にラインが入っていることが分かるように、原稿を固定しやすくするため、中央部を関節にした、“二つ折れドキュメントカバー”構造が原因の1つになっている。

 動作音や振動などは、さすがエプソンと言ったところ。加えて静音モードもあるので、さらに静かにプリントできる。

単独使用/コピー

 単独使用でコピーのメニュー/機能は、「部数」、「プレビュー」、「カラー/モノクロ」、「コピー濃度」、「片面/両面」、「レイアウト」、「倍率」、「用紙サイズ」、「用紙種類」、「給紙方法」、「原稿類」、「印刷品質」、「原稿の向き」、「印刷とじ位置」、「フチなしはみだし量」、「両面・乾燥時間」、「詳細画質調整」、「設定クリア」、メニュー:「写真コピー/ディスクレーベルにコピー」、「設定確認」。

 メニューにドキュメントのコピーがなく(もちろんコピー自体は可能)、6色全て染料系のインク、そして最大A3対応などの特徴からも、やはり主な用途は写真となるのだろう。

ホーム
メニュー
設定確認
【動画】自動的に排紙トレイが出てきてコピー開始。電源オフ時に自動的に排紙トレイが収納される。スタートボタン押してから約30秒

単独使用/写真

 単独使用で写真の機能は、「写真」、「ディスクレーベルに印刷」、「手書き合成シート印刷」、「原稿をスキャンしてメモリカードへ保存」、「応用機能」。

 「写真:写真の印刷/写真の編集」。「写真の印刷:仕上がりView、部数」、「設定変更・確認:合計枚数/用紙サイズ/用紙種類/給紙方法/印刷品質/フチ/フチの太さ/フチなしはみだし量/日付表示/情報印刷/トリミング/双方向印刷/設定クリア」。「メニュー:写真絞り込み/写真の選択方法/データ読み込み先選択/いろいろなレイアウトの印刷/オーダーシートを使って印刷/ディスクレーベルに印刷/撮影情報付き印刷/全ての写真をインデックス印刷/スライドショー/ナチュラルフェイス印刷」。

 写真の印刷時、単独ビューのメニューは「写真の色補正(自動画質補正、補正モード、赤目補正、明るさ調整、コントラスト、シャープネス、鮮やかさ調整)」、「フィルター設定(セピア、モノクロ、レトロ、ハイキー、デイドリーム、トイフォト、ポップ、クロスプロセス)」、「写真ズーム」となる。

 ここで興味深いのは、「仕上がりView」と「フチの設定」だ。仕上がりViewは、色やフィルターなど各種の設定の適用した結果を液晶ディスプレイに表示するモードだ。非常に便利なのだが、パネルのクオリティがPCやスマートフォンほどではないので、大雑把な確認しかできないのが残念なところ。

 フチは単に有無だけではなく、「フチ(白)」、「フチ(黒)」、「フチ(白)枠付き」、「フチ(黒)枠付き」の設定ができる。フチの太さも4段階に調整可能だ。フィルター設定も含め写真愛好家に向けた機能満載と言えよう。

 写真の編集時、「切り抜き」、「明るさ調整」「シャープネス」、「コントラスト」、「鮮やか調整」、「色調補正レッド・グリーン・ブルー」の設定が可能だ。

 単体でこれだけのことができてしまうと、PCからの印刷は、よほど凝った加工や、カラーマッチングに拘らない限り、不要かも知れない。動作速度もそれなりに速く、あまりストレスは感じなかった。

写真を選択
単独表示
フィルター
【動画】写真を選択、印刷指示した後に用紙をセットする。用紙:A3、用紙種類:EPSONクリスピア、印刷品質:きれい、フチなし、双方向印刷:しない、と、一番時間がかかる設定にして、印刷開始から排紙まで8分25秒(長いので途中を切っている)。印刷クオリティは全く問題なく綺麗だ

単独使用/スキャン

 単独使用でスキャンの機能は、「原稿をスキャンしてメモリカードに保存」、「原稿をスキャンして送信」、「メールでリモート印刷」、「原稿をスキャンしてパソコンへ(JPEG)」、「原稿をスキャンしてパソコンへ(PDF)」、「原稿をスキャンしてパソコンへ(電子メール)」。単体動作時でも保存フォーマットをJPEGとPDFを選べ便利だ。

ホーム
原稿をスキャンしてメモリカードに保存
設定確認
【動画】A4の原稿をスキャンしてPDFでUSBメモリへ保存。スタートボタン押してから約30秒

単独使用/その他

 単独使用でそのほかの機能としては、「無線LAN設定」、「Epson iPrint接続」、「静音モード」、「手書き合成シート印刷」、「メールでリモート印刷」、「セットアップ」、「ヘルプ」がある。

 無線LAN設定は「ネットワーク情報確認」、「手動設定」、「プッシュボタン自動設定(AOSS/WPS)」、「PINコード自動設定(WPS)」、「カンタン自動設定」、「無線LANを無効にする」、「Wi-Fi Direct設定」。

 セットアップは、「インク残量の表示」、「プリンターのお手入れ」、「プリンター設定」、「基本設定」、「ネットワーク設定」、「Epson Connect設定」、「Googleクラウドプリント設定」、「ファイル共有設定」、「ホームネットワーク印刷設定」、「赤外線通信設定」、「外部機器印刷設定」、「便利機能の設定」、「購入時の設定に戻す」。

無線LAN設定
Epson iPrint接続
静音モード
手書き合成シート印刷
応用機能
メールでリモート印刷
セットアップ
ヘルプ

 PCやスマートフォンからWebブラウザでアクセスできるWebサーバー機能は、「Epson Connect設定」、「Googleクラウドプリント設定」、「DNS・プロキシ」、「ファームウェアアップデート」、「ルート証明書更新」、「AirPrint設定」、「Wi-Fi Direct設定」、「プリンター情報確認」。基本的に設定系の項目となる。

ホーム画面(以降、AirPrint設定/Wi-Fi Direct設定/プリンター情報設定)
Epson Connect設定
Googleクラウドプリント設定
DNS/プロキシ
ファームウェアアップデート
ルート証明書更新
AirPrint設定
Wi-Fi Direct設定
プリンター情報確認

PCやスマートフォンからの使い勝手

 対応OSは、Windows XP/Vista/7/8とMac OS X 10.5.8以上。今回はWindows 8/Wi-Fi接続で試用した。セットアップはUIのデザインが以前から変わったものの、内容的にはほとんど同じだ。一連の画面キャプチャを掲載したので参考にして欲しい。

ソフトウェア使用許諾
インストールオプション設定
システムチェック
セットアップ方法の選択(今回は2台目以降のコンピューターの設定)
必須ソフトウェアのインストール
ネットワークソフトウェアのインストール
ドライバーの設定
セットアップ完了
用紙のセットStep 1
用紙のセットStep 2
用紙のセットStep 3
用紙のセットStep 4
用紙のセットStep 5
テスト印刷
エプソンリサーチインフォメーション
ソフトウェアの追加
ソフトウェアの追加インストール
Epson Connect

 インストール後、デスクトップには、「EPSON Scan」、「My EPSON Portal」、「EPSONマニュアル」、「Epson Connectサイトのショートカット」が追加され、プリンタモニタが常駐する。また、プリンタ側のメディアをPCへドライブとしてマウントする機能もある。

 EPSON Scanは、以前から同社のスキャナや複合機で使われているユーティリティだ。用途やユーザーのレベルに応じて「全自動モード」、「ホームモード」、「プロフェッショナルモード」と、3段階でパネルに表示する内容を変えている。

 ドライバーにしてもユーティリティにしても、もう何年もバージョンアップを重ねているだけに、システムとしての完成度は非常に高く安心して運用可能だ。ただその分、特に目新しい部分はない。

プリンターのプロパティ/基本設定
プリンターのプロパティ/ページ設定
プリンターのプロパティ/ユーティリティー
EPSON Scan/全自動モード
EPSON Scan/ホームモード
EPSON Scan/プロフェッショナルモード
プリンタ側のUSBメディアをマウント
MyEPSONへの製品登録

 iOSやAndroid搭載スマートフォンなど、非PCデバイスへの対応も以前から「Epson iPrint」があり、今回はプリンタ側のメモリカードへのアクセス、リモートでのコピー、SkyDriveに対応した。少し試した範囲では、プリンタ側のメモリカードへのアクセスは、写真の画素数にもよるだろうが結構重い。

 そしてメニュー内対応アプリとして「Epson Creative Print」と「3DフレームPrint」が加わった。前者は「Facebook写真印刷」、「ディスクレーベル印刷」、「手書き合成シート印刷」、「フォーム印刷」、「塗り絵印刷」の項目が増え、後者は「3DフレームPrint」の項目が追加される。

App Store/Epson iPrint
Epson iPrint(ホーム1)
Epson iPrint(ホーム2)
App Store/Epson Creative Print
App Store/3DフレームPrint
両アプリインストール後、Epson iPrintのホーム画面に項目が増えた
写真/カメラロール
写真/表示・編集
写真/印刷設定
オンラインサービス。Box/Dropbox/Evernote/Googleドライブ/SkyDriveに対応
スキャン
コピー
メモリカードアクセス。スマートフォン/プリンタ側のメディア、双方向で保存可能
メンテナンス

 Epson Creative Printのディスクレーベル印刷は、レイアウトを1面/2面(左右)、2面(上下)、4面、バラエティーと選べ、必要な枚数分写真を選択、必要に応じてテキストを入力すれば完成となる。下手するとPCで同処理をするより簡単だ。

 フォーム印刷は、「ノート罫線」、「便箋」、「スケジュール表(月間・週間)」、「メッセージカード」、「折り紙封筒」を選べる。

 塗り絵印刷は、指定した写真からエッジだけを抽出し白黒化する。掲載した画面キャプチャはWindows 8のホーム画面の写真から処理したものだが、なかなか面白い結果になっている。

Epson Creative Print/ディスクレーベル印刷
Epson Creative Print/フォーム印刷
Epson Creative Print/塗り絵印刷

 3DフレームPrintは、専用紙を使い、立体的に見えるカードを印刷、合わせてそれを収納するケースやメッセージカードも印刷できる新機能だ。

 フレームは、旅行の記念や楽しい誕生日など、テーマ別に全部で20個あり、好みのものを選択、中央に表示する写真を選んで、色調整すれば準備完了。ただし、フレームによって写真の見える部分がかなり変わるので、できればサイズ/位置調整の機能が欲しいところか。

 厚く硬い専用紙なのでリア給紙トレイを使う。この時、1カ所だけ角が少し切れている部分があり、これを左上にセットする。印刷後、印刷面(実はこちらが実際の裏面に相当する)に保護用のシールを貼って完成となる。

 完成した3DフレームPrintと、ケース、メッセージカードの写真を掲載したが、立体感は写真からは分かりにくいかも知れない。またケースを上手く切り抜くにはちょっとしたコツが必要そうだ。

3D Frame Print(ホーム)
3D Frame Print/レイアウト編集
3D Frame Print/レイアウト編集(色調整)
3D Frame Print/3Dプレビュー
3D Frame Print/ケース印刷
3D Frame Print/メッセージカード印刷
使い方ガイド1
使い方ガイド2
プリントサンプル

 余談になるが、これらのアプリは9月19日にリリースされた。iOS 7リリースと同じタイミングだ。ただその割にはフラットUIには対応しておらず、表示されるソフトウェアキーボードも従来のものが使われている(iOS 7対応アプリだと半透明のソフトウェアキーボードになる)。iOS 7を触りだすと旧式のアプリは違和感があり、できれば早い対応をお願いしたい。


 以上のようにEPSON「EP-976A3」は、A4機並にコンパクトながらA3プリントに対応したインクジェット複合機だ。単独使用やPCからの使用はもちろん、EPSON iPrintなどでスマートフォンからも多彩なプリントや操作ができ、クラウドに対応している。

 ブラックインクが染料系なので、業務的な用途は苦手だが、普段はほとんどA4か葉書サイズ、でも作品はA3でプリントしたい写真愛好家にお勧めの1台と言えよう。

(西川 和久 http://www.iwh12.jp/blog/