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デル、Intel未発表のXeon E5-2600/1600 v3搭載ワークステーション
~DDR4メモリを1TB搭載可能
(2014/8/29 12:18)
デル株式会社は、Intel未発表の「Xeon E5-2600/1600 v3」を搭載したワークステーション「Precision」シリーズ4機種を9月9日に発売する。
搭載されるSKUは公開されていないため不明だが、4チャネルのDDR4-2133 ECC Registered DIMMを搭載するとしており、近々登場予定のHaswell-EPがベースと見られる。
ストレージ関連では、「MegaRAID SAS 9341-8i」、「MegaRAID SAS 9361-8i」といったSASカードを追加搭載可能なほか、Micron製の12Gbps対応PCI Express SSDドライブ(700GB/1.4TB)を選択可能。また、IntelのCAS-W(Cache Acceleration Software-Workstation)を利用して、HDDの大容量/低価格とSSDの高速性を両立できる。
このほか、ビデオカードとしてFirePro W2100/W4100/W5100/W7100、NVIDIA Quadro K420/K620/K2200/K4200/K5200/K6000、NVIDIA NVS 310/315/510を最大2枚(300Wまで)搭載可能。電源は80PLUS GOLD認定で90%以上の効率を実現する。
「Precision Tower 5810」は、「T3610」の後継で、シングルプロセッサを搭載したメインストリームモデル。価格は180,338円から。電源は425Wまたは685W。
「Precision Tower 7810」は「T5610」の後継で、5810と同じ筐体にデュアルプロセッサを搭載できる上位モデル。価格は200,858円から。5810にはないTesla K20Cが選択可能。電源は685Wまたは825W。
「Precision Tower 7910」は「T7610」の後継で、デュアルプロセッサを搭載可能。価格は450,338円から。最大1TBまでのメモリ搭載や、前面からアクセスできるシャドウベイも特徴。1,300W電源の搭載で、最大4枚までのビデオカードを搭載できる。
「Precision Rack 7910」は「R7610」の後継で、2Uラック型のワークステーション。価格は467,333円から。オプションで「Wyse P25」および「P45」ゼロクライアントにより1対1のリモート接続を可能にする「Teradici PCoIP」プロトコルを利用可能なほか、NVIDIA GRIDによる仮想化ワークステーションなどを利用できる。また、SAS 12Gbpsホストコントローラなども搭載できる。