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コニカミノルタ、モバイル端末やクラウドとも連携するA4カラー複合機

~47ppmのモノクロプリンタなど計4機種を同時発表

「bizhub C3110」
7月上旬より順次発売

価格:75,800~220,000円(税別)

 コニカミノルタ株式会社は、モバイル端末やクラウドサービスとの連携機能を充実させたSOHO向けレーザー複合機/プリンタ計4機種を、7月上旬より順次発売する。

 いずれもA4対応のSOHO向け製品。同社がiOS/Android向けに提供している「PageScope Mobile」を利用することで、PDFや画像データをモバイル端末から直接印刷したり、スキャンした画像をモバイル端末に保存したりできる。

 A4カラー複合機の「bizhub C3110」は7月上旬発売で、価格は220,000円(税別)。オプションでサーバーソフトからの一括管理機能やICカード認証に対応。同社のクラウドサービス「INFO-Palette Cloud」との連携も可能で、クラウド上にあるデータの印刷やスキャンデータの保存などに対応する。

 プリンタ部の解像度は最大1,200×1,200dpi、ファーストプリント時間は12.9秒、印刷速度はカラー/モノクロとも片面31ppm。対応用紙はA6~A4、B5、リーガル、はがき、封筒(長形3号/洋形6号)など。A4、B5、リーガルは自動両面印刷にも対応する。給紙枚数はトレイ250枚、手差し100枚。オプションで500枚給紙のトレイを増設できる。

 スキャナ部の解像度は最大600×600dpi。自動両面スキャンに対応したADFを搭載し、スキャン速度はカラー/モノクロとも片面30ppm、両面12ppm。対応用紙はA4またはリーガル。FAXはオプション。

 インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 2.0、USBホスト。対応OSはWindows Vista以降、Windows Server 2003以降、Mac OS X 10.2以降。本体サイズは446.5×544×500mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約34.3kg。

「bizhub C3100P」

 A4カラープリンタの「bizhub C3100P」は、7月上旬発売で、価格は183,000円(同)。bizhub C3110とプリンタ仕様は共通で、サーバーソフトやICカード認証などもオプションで利用可能。

 本体サイズは446.5×544×350mm(同)、重量は約28.3kg。

「bizhub 3320」

 A4モノクロ複合機の「bizhub 3320」は、7月中旬発売で、価格は75,800円(同)。

 プリンタ部の解像度は最大1,200×1,200dpi。ファーストプリント時間はスリープから9秒。印刷速度は片面33ppm。対応用紙はA6~A4、B5、リーガル、レターなど。自動両面印刷にも対応。給紙枚数はトレイ250枚、手差し50枚。オプションで550枚給紙トレイが用意される。

 スキャナ部の解像度は最大600×600dpi。片面スキャン対応のADFを搭載。スキャン速度はカラー19ppm、モノクロ42ppm。対応用紙はA4またはリーガル。FAXはSuper G3対応。

 インターフェイスはEthernet、USB 2.0。対応OSはWindows Vista以降、Windows Server 2003以降、Mac OS X 10.3以降。本体サイズは389×472×468mm(同)、重量は約20kg。

「bizhub 4700P」

 A4モノクロプリンタの「bizhub 4700P」は、7月中旬発売で、価格は128,000円(同)。モノクロ印刷の生産性に特化したモデルで、印刷速度と給紙枚数が特徴。

 印刷解像度は最大1,200×1,200dpi。ファーストプリント時間はスリープから9秒。印刷速度は片面47ppm、両面20ppm。対応用紙はA6~A4、リーガル、レターなど。自動両面印刷にも対応。給紙枚数はトレイ550枚、手差し100枚で、オプションで550枚給紙のトレイを3段まで増設可能。オプション利用時の最大給紙枚数は計2,300枚となる。

 インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 2.0。対応OSはWindows Vista以降、Windows Server 2003以降、Mac OS X 10.3以降。本体サイズは399×382×305.9mm(同)、重量は約15.7kg。

(多和田 新也)