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バッファローメモリ、独自コントローラ搭載のSATA 6Gbps SSD

~MRAMをキャッシュとして搭載したモデルも2015年発売予定

2014年6月 量産出荷

 株式会社バッファローメモリは、自社開発の独自コントローラを搭載した産業用のSATA 6Gbps対応SSD「SS3」、「MxBU7」シリーズを2014年6月に量産出荷する。

 独自開発のコントローラを搭載し、ノンビジーアルゴリズムにより安定した性能を実現。またMLCでもSLC並みの書き換え耐性を実現する機能、バックアップ電源搭載で電源遮断時にキャッシュデータを保持する機能などを搭載。車載用途も見込み、高い放熱性を実現する構造になっているという。

 SS3シリーズは2.5インチタイプで、容量はMLCが32GB~512GB、SLCが8GB~128GB。MxBU7シリーズはmSATAタイプで、容量はMLCが16GB~64GB、SLCが8GB~64GB。

 また、EVERSPIN Technology製のSpin-Torque MRAM(不揮発性メモリ)をキャッシュとして採用した「SS6」シリーズを2015年に発売予定。消費電力を削減するとともに、バックアップ電源なしで電源遮断耐性とリカバリ性能を備えるという。

 新製品は11月20日~22日にパシフィコ横浜で開かれる「Embedded Technology 2013(ET2013)」で展示される。

(劉 尭)