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HP、Xeon E3-1200 v3シリーズ搭載のエントリーワークステーション

~ミニタワーとSFFをラインナップ

HP Z230 Workstation
9月5日 発売

直販価格:139,860円~

HP Z230 SFF Workstation

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は、CPUにHaswell世代のXeon E3-1200 v3シリーズを搭載するエントリーワークステーション「HP Z230 Workstation」、「HP Z230 SFF Workstation」を9月5日に発売する。前者がミニタワー型、後者がSFF(Slim Form Factor)型。

 2012年6月に発表された「HP Z220 Workstation」シリーズの後継となるモデルで、CPUを最新世代のXeon E3-1200 v3シリーズへ変更。Xeon E3-1225 v3/1230 v3/1245 v3/1270 v3/1280 v3から選択できる。ただし、Xeon E3-1225 v3のみ、提供開始時期が9月下旬となる。このほか、変換効率92%と従来モデルの90%より高効率な電源ユニットを採用している。

 ミニタワー型のZ230 Workstationは、スリム型光学ドライブの採用などでコンパクト化し、従来モデル(Z220)に対して約17%容積を抑える一方で、ビデオカードの2枚挿し構成にも対応。また、急速充電対応のUSBポートを前面に備える。

 最小構成はXeon E3-1225 v3(3.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、Intel C226チップセット、400W電源など。直販価格は149,940円から。

 インターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×6、PS/2×2、Gigabit Ethernet、DisplayPort、DVI-I、音声入出力。ベイは5インチ×2、スリム型光学ドライブベイ×1、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×1。

 本体サイズは170×442×399mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約11.8kg。

 スリム型のZ230 SFF Workstationは、新たに2.5インチシャドウベイを搭載することでストレージ構成のバリエーションを増やした。

 最小構成の仕様はほぼ共通だが電源は240W。直販価格は139,860円から。インターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×6、PS/2×2、Gigabit Ethernet、DisplayPort、音声入出力。ベイは5インチ×1、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×1。

 本体サイズは100×384×337mm(同、スタンド含まず)、重量は約7.2kg(スタンド含まず)。

(多和田 新也)