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ブラザー、A4カラー11.9円のレーザー複合機

~30ppmで無線搭載のモノクロレーザーも

HL-L8350CDW

 ブラザーは、レーザープリンタ/複合機「JUSTIO」シリーズを一新し、10月上旬に発売する。価格はすべてオープンプライス。

 対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1/Server 2003/Server 2008/Server 2012/Server 2012 R2、およびOS X 10.7.5以降。

カラーレーザー

 カラーレーザーは、複合機の「MFC-L8650CDW」と、単機能プリンタの「HL-L8350CDW」、「HL-L8250CDN」の計3モデル。店頭予想価格は順に83,000円前後、47,000円前後、42,000円前後の見込み。

 旧モデルから記憶色の表現を強化し、赤や緑などがより鮮やかとなった。また、ランニングコストはA4カラーで1枚あたり11.9円、A4モノクロで1枚あたり2.5円と業界最安水準を実現したという。全機種自動両面印刷に対応する。

 MFC-L8650CDWはスキャナ/FAXを備えた複合機で、新たに同時両面スキャンをサポート。3.7型のタッチパネルを備え、直感的に操作できるという。また、スマートフォン/タブレット向け専用アプリを利用して印刷したり、EVERNOTEやDropbox上にあるファイルの直接印刷が可能。

 プリンタ部の主な仕様は、解像度が2,400×600dpi、印刷速度が28ppm、対応用紙がA4~A6、はがきなど、給紙枚数はトレイが250枚、手差しが50枚。スキャナ部の主な仕様は、センサーがデュアルCIS、解像度が1,200×2,400dpi、出力階調が24bit。FAXはSuper G3に対応する。

 インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n。メモリは256MBで、最大512MBまで拡張可能。本体サイズは410×503×492mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約27.6kg。

 HL-8350CDWは単機能なカラーレーザープリンタ。無線LAN対応と30ppmの高速性が特徴。主な仕様は、解像度が2,400×600dpi、対応用紙がA4~A6、はがきなど、給紙枚数はトレイが250枚、手差しが50枚。

 インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n。CPUはStarSaphire SS1000(400MHz)、メモリは128MBで、最大384MBまで拡張可能。本体サイズは410×486×313mm(同)、重量は21.5kg。

 HL-L8250CDNはHL-8350CDWから無線LANを省き、印刷速度を28ppmとしたモデル。それ以外の仕様はほぼ共通。

HL-L8350CDW
HL-L8250CDN

モノクロレーザー

 モノクロレーザーは、「HL-L2365DW」、「HL-L2360DN」、「HL-2320D」の3モデル。店頭予想価格はは順に22,000円前後、16,000円前後、14,000円前後の見込み。

 前機種と同等のサイズながら、HL-2320Dを除く2モデルは新たに設定が分かりやすい1行液晶を搭載し、モバイルアプリをサポートした。ランニングコストはA4モノクロで1枚あたり3.7円としている。いずれも自動両面印刷をサポート。

 主な違いは印刷速度とインターフェイスで、HL-L2365DWは無線LAN/有線LAN/USB対応で30ppm、HL-L2360DNは有線LAN/USB対応で30ppm、HL-L2320DはUSBのみ対応で26ppm。そのほかは共通で、解像度は2,400×600dpi、対応用紙はA4~A6、はがき、給紙枚数はトレイが250枚、手差しが1枚。

 本体サイズは356×360×183mm(同)、重量は6.8kg。

HL-L2365DW
HL-L2360DN
HL-2320D

(劉 尭)