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パナソニック、QHD表示に対応した12型2in1の着脱式タフブック
~IP65の防塵防滴やMILスペック準拠の堅牢設計
2017年7月5日 12:25
パナソニック株式会社は、堅牢PCのタフブックから、着脱式の12型2in1「CF-33」シリーズを発表した。価格はオープンプライスで、9月下旬に発売予定。
10.1型着脱式の「CF-20」に続くモデルで、液晶ディスプレイの解像度はCF-20の1,920×1,200ドットから、2,160×1,440ドットへと拡がった。タフブックの中ではハイエンドモデルに位置付けられる。
120cmの落下試験、IP65準拠の防塵防滴性能、MIL-STD-810G準拠の耐振動性を備えた頑丈設計を採用。屋外でも使用しやすい約1,200cd/平方mの高輝度液晶や、手袋を付けた状態や水滴が付着した状態でもタッチ操作ができるのも特徴。タブレット部にはバッテリを2個装着でき、ホットスワップに対応。キーボード装着時で約12.5時間、タブレット単体で約13.5時間駆動できる。
このほかにも、現場のニーズに合わせた拡張ができ、バーコードリーダー、シリアルコネクター、リアカメラ、WANといった内蔵オプションを神戸工場のコンフィグサービスで取り付けられる。
主な仕様は、CPUがCore i5-7300U vPro(2.6GHz)、メモリがLPDDR3 8GB、SSD 256GB、12型QHD(2,160×1,440ドット)タッチ対応液晶、OSはWindows 10 Proを搭載。
インターフェイスは、タブレット部がUSB 3.0、HDMI出力、Gigabit Ethernet、音声入出力、microSDカードスロット、キーボード部はUSB 3.0×2、USB 2.0、Gigabit Ethernet、シリアルポート、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット。これ以外にも、顔認証対応200万画素IRカメラ、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1などを装備する。
本体サイズ/重量はキーボード装着時が313×288.4×46.1mm(幅×奥行き×高さ)/約2.76kg、タブレット単体が308.0×243.6×21.6mm(同)/約1.53kg。