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富士通、ノートPC用マイクロ燃料電池を試作1月26日発表 連絡先:富士通研究所 株式会社富士通研究所は26日、30%の高濃度メタノールを燃料として使用可能な、ノートPC用のパッシブ型燃料電池を試作したと発表した。 開発したのは、燃料ポンプなどを持たず、小型軽量化が可能な「パッシブ型システム」。従来は、発電ユニットを構成する固体電解質材料にフッ素樹脂系の材料が使われてきた。が、フッ素樹脂系では、メタノール分子が電解質材料を透過してしまう「メタノールクロスオーバー」により、発電容量が下がったり、電力が低下したりしたという。 開発品では、メタノール透過速度が低い芳香族炭化水素系の固体電解質材料を採用。また、その表面に白金系ナノ粒子触媒によるメタノールブロック性の電解触媒層を形成することで、メタノールクロスオーバーを1/10に低減した。 今回開発した燃料電池は、厚さが15mm、出力が15W。300mlの30%濃度のメタノール燃料により、ノートPCを8~10時間、駆動可能としている。 □富士通のホームページ (2004年1月26日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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