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日立、携帯機器向け燃料電池カートリッジを開発
12月10日発表 株式会社日立製作所は10日、PDAやモバイルPCなど向けの燃料電池用カートリッジを、株式会社東海と共同開発したと発表した。 メタノール水溶液と空気を直接電極に供給して発電する、直接型メタノール燃料電池用のカートリッジで、直径1cm、高さ5cm程度のカートリッジに、濃度20%のメタノールが約4cc注入されているもの。携帯情報端末などを6~8時間駆動可能としている。 今回、直接型メタノール燃料電池の高出力/長時間駆動を実現するためのコア素材である、電解質膜に改良を加え、燃料となるメタノール水溶液の濃度を高めることが可能になった。そのため、小型のカートリッジを利用した燃料補給が可能になったという。 今後は、燃料カートリッジの基本設計、試作を日立が、量産化に向けた実用化設計を東海が担当し、携帯機器向けメタノール燃料カートリッジ開発を進めるとしている。 【お詫びと訂正】初出時、カートリッジの容量が誤って記述されておりました。正しくは約4ccとなります。お詫びとともに訂正させていただきます□日立のホームページ (2003年12月11日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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