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GitHub、生成AIがコードの計画から実装まで支援する「Copilot Workspace」

 GitHubは29日、生成AIを活用した「Copilot Workspace」をテクニカルプレビューにて提供開始した。PCだけでなくスマートフォンからも利用できる。

 Copilot Workspaceは、コードの計画、ビルド、テスト、実行といった一連の作業を生成AIが強力に支援する機能。作業のほとんどを自然言語を使って進められるのが特徴となっている。

 GitHub Issue、Pull Request、Repositoryといった自然言語で書かれた情報を元にタスクを開始することができ、AIがその内容を解釈して仕様の案を提示し、問題解決に向けた実装内容を計画する。計画の実行を指示すると、AIが実際にコードを生成し、問題がなければユニットテストやビルド、各種チェックなどを経て実装が完了する。なお開発者は各ステップにおいて、AIが生成した内容を自由に修正できる。

 GitHubでは、自然言語によるプログラミングを可能にすることで、より多くの人がソフトウェア開発に関わるようになるだけでなく、プロのソフトウェア開発者の生産性向上にもつながると説明している。

GitHub IssueからCopilot Workspaceを起動し、コード修正を進める様子
Get started with GitHub Copilot Workspace and transform issues into plans