【写真13】Power.orgのメッセージとしては、SoC向けのIPとして提供されるCPUコアの中で、PowerPCはもっとも高性能でソフィストケイトされている、ということになる。これはこれで事実なのだが、PowerPC 476を初めとする従来のコアはIBMのFoundaryで製造するのが必須になっており、ファウンダリを選ばない例としてはIPExtremeが販売しているe200コアか、PowerPC 4xxでも比較的性能の低い初期のモデルしかなかった。その意味では、AMCCがTSMCと共同でPowerPC 4xxシリーズをバルクCMOSで製造できるようにするという発表はなかなかに意味のある事だ