「レジなしスーパー」Amazon Goがシカゴ、サンフランシスコに相次いで開店予定

　米紙シアトル・タイムズは14日(現地時間)、Amazon.comが運営する「レジ会計不要」な食料品店「Amazon Go」の新店舗がシカゴ、サンフランシスコに相次いで開店予定であると報じた。

　Amazon Goは2016年末から同社従業員に向け試験サービスを開始し、2018年1月にはシアトルで一般ユーザーも利用可能な第1号店を開店していた。新店舗の具体的な開店時期については不明だが、期間的にそう離れていないために1号店の運営経験から可能であると判断し、図るものと考えられる。

　2店舗の開店予定を裏付けるように、両都市を勤務地としたAmazon Goストアスタッフの求人が公開されている。

　Amazon Goは、センサーや画像認識技術を駆使し、利用者が手に取った商品を利用者のAmazonアカウントに関連付けることでレジ会計不要を実現するもの。従来店舗で生じる会計の待ち行列解消につながる上、オンラインとオフラインで統一された購買体験をもたらすとされる(過去記事 ”日々進行中の人工知能の社会実装とビジネス上の課題、理解の格差、そして歴史”なども参照)。