アイ・オー、写真/デザイン向けの広色域液晶「PhotoCrysta」

“PhotoCrysta”「LCD-HC241XDB」

　株式会社アイ・オー・データ機器は、写真やグラフィックデザイン向けの広色域液晶ディスプレイ“PhotoCrysta”「LCD-HC241XDB」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は36,800円前後の見込み。

　Adobe RGB比95%の広色域ADSパネルを採用し、写真やグラフィックスデザインなどのクリエイティブ作業に好適とする。視野角も広く、色やコントラストの変化が少ないという。また、上と左右のフレーム幅が8mmと狭額縁で、下部のフレームも細いため、縦表示時に複数枚並べても違和感が少ないとしている。

　スタンドは左右320度、高さ108mm、右90度のピボット、上22度/下5度のチルトに対応する「フリースタンド」を採用。ピボット表示時の画面回転を簡単な操作で行なえるようにする「クルっとな」をダウンロードして利用できる。

　このほか、スマートフォンやタブレットを充電でき、スティックPCへの給電にも使える最大3AのUSB給電ポート、チラつきがないフリッカーレスバックライト、ブルーライトリダクション機能などを搭載する。

　主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、表示色数が1,677万色、中間色応答速度が14ms(オーバードライブ時5.1ms)、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。

　インターフェイスはHDMI×2、ミニD-Sub15ピン、DisplayPortの4系統。1W+1Wのステレオスピーカーも備える。

　本体サイズは547×226×388～496mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。