日本エイサー、初のNVIDIA G-SYNC対応27型ゲーミング液晶

XB270HAbprz

　日本エイサー株式会社は、NVIDIAの「G-SYNC」と「3D Vision」技術に対応した27型ワイド液晶ディスプレイ「XB270HAbprz」を22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は62,000円前後の見込み。

　G-SYNCはビデオカードの出力フレーム数と液晶のリフレッシュレートを同期させる機能で、ゲームにおけるティアリング(出力フレームとリフレッシュレートのズレによる画像のズレ)を防げる。従来、ASUSの「VG248QE」に独自のG-SYNC対応改造キットを組み込むことでしか対応できなかったが、正式対応製品が発売されたのは今回が初。

　G-SYNCを利用するためにはGeForce GTX 650 Ti BOOST以上のビデオカードが必要。最大リフレッシュレートは144Hz(3D立体視時は120Hz)。また、別途「3D Vision 2キット」を購入することで、3D立体視にも対応。「3D Light Boost」テクノロジーもサポートしており、明るい3D映像を実現するという。

　このほかの仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、表示色数が1,670万色、中間色応答速度が1ms、輝度が300cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大1億:1)、視野角は上下160度/左右170度。パネルはTNで、色域はNTSC比で72%。

　インターフェイスはDisplayPortのみ。4ポートのUSB 3.0 Hubを備える。スタンドは上35度/下5度のチルト、左右120度のスイベル、150mmの高さ調節、90度のピボット回転に対応。本体サイズは640×247×408～558mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.9kg。