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高輝度ARグラス「XREAL 1 Pro+」登場、2D→3D変換も滑らかに

 映像の明るさと2D映像の3D変換で一段上を狙ったARグラスが登場した。XREALは、フラグシップARグラス「XREAL 1 Pro+」を11月10日に発売する。価格は8万4,980円。先行予約期間の11月9日まで、6DoF空間トラッキングが利用可能になる「XREAL Eye」とのバンドルセットを9万1,960円で販売する。

 XREAL 1 Pro+は、既存製品「XREAL One Pro」を継承しつつ、明るさ、映像の適応力、空間映像の滑らかさ、装着時の安定感を強化したモデル。ピーク輝度は最大1,200cd/平方mとなり、新機能のAI HDRにより、明るい室内や移動中でも白飛びや黒つぶれを抑えた映像を映せる。表示モードは標準/映画/読書の3種類を備え、利用シーンに応じて切り替えられる。

 2D映像やゲーム映像を3D空間映像に変換する機能は、フレームレートが従来の30fpsから60fpsに倍増した。新設計のノーズパッドは鼻梁への圧力を分散しホールド感を改善。長時間の装着でもズレにくくなった。レンズはグラス側面のボタンで透過率を3段階に調整でき、シェードを付けずに使える。このほか、「X1」チップによるネイティブ3DoF空間固定、静電容量方式の装着検知センサーによる自動省電力機能なども特徴。

 ディスプレイにはソニー製0.55型Micro-OLED(ECX348)を採用。解像度は片眼あたり1,920×1,080ドットで、リフレッシュレートは最大120Hz。視野角は57度(39PPD)で、3DoF空間固定時の輝度は375cd/平方m。工場出荷時に個別キャリブレーションを行ない、色精度はDelta E 3未満とうたう。

 インターフェイスはUSB Type-C(DisplayPort Alt Mode)。瞳孔間距離は63mmと69mmの2種類に対応し、±6mmの範囲で調整できる。本体重量は約82~84g。

Android XRデバイス「XREAL AURA」も同時発表

XREAL AURA

 また同社は、空間コンピューティングデバイス「XREAL AURA」を11月27日に発売する。価格はメモリ12GB+ストレージ256GBモデルが22万9,800円、メモリ16GB+ストレージ512GBモデルが26万9,800円。先行予約パスの購入者には一般予約より優先して発送され、全額前払いの一般予約では、期間限定の特別価格として2万9,900円引きとなる。

 AURAは、計算ユニットとグラス本体を分離する「スプリット・コンピューティング・アーキテクチャ」を採用し、セットでAndroid XR環境が完結する製品。この構造により、グラス本体を95g未満に抑え、長時間の装着を想定した。

 USB Type-Cによる有線ミラーリング(DisplayPort Alt Mode利用)とマルチウィンドウに対応し、複数の大画面仮想ディスプレイを空間に配置でき、仕事用途にも利用できる。5段階の電子調光レンズにより、環境光に合わせて遮光レベルを切り替えられるため、さまざまな場所でコンテンツを視聴できる。また、有線接続では低遅延でゲームプレイできるのも特徴。

 Google Playストアに対応しており、既存のAndroidアプリを利用できる。グローバルでは、150以上のXR専用コンテンツや空間アプリケーションに対応する。例として「NBA App for Android XR」「NASCAR XR App」「Fallout: Factions」などが挙げられており、分野はエンターテインメント、スポーツ、ゲーム、空間クリエイティブ、医療/ビジネスにわたる。

 ディスプレイはソニー製Micro-OLED、解像度は片眼あたり1,920×1,200ドット、リフレッシュレートは最大120Hz、視野角は最大70度。また、6DoFの空間トラッキング、高精度ハンドトラッキング、環境トラッキングカメラ2基、プライバシー表示LEDを備えた高解像度AI認識カメラ1基を搭載する。オーディオはSound by Boseの指向性デュアルスピーカー。

 無線はWi-Fi 6/6EとBluetooth 5.3に対応する。フレームサイズはMとLの2種類で、瞳孔間距離はMが60~66mm、Lが66~72mm。計算ユニットのコンピュートパックの重量は約265g。バッテリは4,455mAh(34.84Wh)で、最大57Wの急速充電に対応する。コンピュートパック側のUSB Type-Cは2基あり、1つはグラス接続専用、もう1つは充電とDisplayPort映像入力を兼ねる。

折りたたみ式の無線キーボード
GameSirと共同設計したゲームコントローラ

 アクセサリとして、折りたたみ式の無線キーボード(1万2,980円)と、GameSirと共同設計したゲームコントローラ(1万8,990円)の予約を11月2日から受け付けている。AURA本体とキーボードやコントローラを組み合わせた3種類のバンドルセットも用意されている。